QNAPのCrashPlanのクライアントを3.6.3にバージョンアップ


オンラインバックアップのCrashPlanのクライアントがバージョンアップしました。CrashPlanについては過去にいくつかエントリを書いていますので、必要があれば参考にして下さい。契約してから3年近く経ちますが、大きなトラブルはなく、助けられたことも何度かあります。なによりも大きな特徴は容量無制限という点です。

使用しているNAS(QNAP TS-120)にもインストールできるため、ストレージとして使っているNASをそのままバックアップできることができます。

今回のバージョンアップでクライアントのバージョンは3.6.3になりました。NASには専用のアプリとよばれるクライアントをインストールします。このNASに使われているARM系のクライアントはQNAPのユーザーフォーラムでダウンロードできます。有志が作っている3.6.x系のクライアントがなかなか出ず、ARM版はもう出ないのかと心配する声が出ていましたが、無事にリリースされました。

NASへのインストールは以前のエントリを参考にして下さい。今回はバージョンアップなので、以下のようにアプリを更新するだけです。

  1. ユーザーフォーラムからアプリ(qpkgファイル)をダウンロードします。このページのDownload linksから、CrashPlan v3.6.3 x10/x12/x19 ARMを選択します。
  2. NASにアクセスし、app centerからアプリをインストールします。手動インストールを選択し、先ほどダウンロードしたqpkgファイルを指定します。
    QNAP NAS TS-120 Crashplan 3.6.3
  3. http://NASのIP/crashplan/でアクセスします(NASのIPは192.168.○.○など、環境に合わせて下さい)。
    以下の様な画面が出れば成功です。
    QNAP NAS TS-120 Crashplan 3.6.3 インストール後

今回のバージョンアップで目に見える機能アップはありませんが、これでNASも最新のクライアントになりました。

CrashPlanにはいくつか契約の形態がありますが、一番安いIndividual(PC1台)というプランでNASのみをクラウドにバックアップするというプランも有効だと思います。

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