「Firefox」タグアーカイブ

手っ取り早くFirefoxを快適にする

Firefoxは長時間使っているとだんだんとメモリを消費していきます。あるときタスクマネージャを起動してみると、1GBを超えるメモリを消費していました。

「Firefox 高速化」などで検索すると様々なサイトがでてきます。それだけFirefoxを使う人が多い一方、速度や消費メモリに不満を持つ人が多いともいえます。

アドオンを減らしたり、設定を変更したりと様々な方法がありますが、現状の機能を減らすことなく手っ取り早くメモリを開放するのには、再起動がお勧めです。Firefoxではタブを複数開いてブラウジングできるのが便利ですが、再起動時に元のタブを開くことができれば、再起動も気軽にできます。

高機能なセッションマネージャでも同じことができますが、再起動専用のプラグイン(再起動ボタン)を使えばたちどころに再起動できます。プラグインは増やしたくないのですが、アドレスバーの横にボタンが出てくるので、ワンクリックで再起動できます。これで1GBを消費した状態から再起動したところ、100MB台まで減少しました。またブラウジングを続けると増えますが、軽快な動きを取り戻すことができます。

Evernote Clearly (Firefox アドオン)

Webページの印刷は画面のイメージのままがよい場合と、装飾などを省略したい場合があります。以前紹介したFirefox用アドオンのPrint Editではページの要素に対して、それぞれ印刷するしないを選択する方法でよりスマートな出力をするものでした。
一方でこちらのEvernote Clearlyはワンボタンで余分な要素を削除するアドオンです。動きもわかりやすいので、広告などを省略して印刷したい場合にお勧めです。こちらもFirefox用のプラグインです。

Ctrl + CでWebページのタイトルとURLをクリップボードへ (Copy Fixer)

使う人には便利な、使わない人には無用なアドインです。

ブログなどで他のページを紹介する場合には、URLのリンクをタイトルとともに記載することが多いです。このCopy Fixerアドオンを使うと、Ctrl + CでタイトルとURLをクリップボードにコピーできるようになります。URLはアドレスバーからコピーできますが、ページタイトルは意外と面倒でHTMLソースからtitleタグを探すこともあります。

Chorme版はこちらです。

Print EditアドオンでFirefoxの印刷機能を強化

Webページを印刷して出力するときに、必要の無い部分が一緒に印刷されてしまうことがあります。最近のWebページのレイアウトは複雑で、上下左右にバナーやメニューが並んでいたりするので、そもそも印刷に適しない場合もあります。

Print Editアドオンを使うと必要な部分のみを印刷することができます。このアドオンをインストールすると、プレビュー画面から印刷する要素を選択削除できます。クリックすると範囲が赤枠で明示されるので、あとは削除をしていくだけでスッキリした印刷ができます。紙やインク、トナーなどの節約にもなります。

すこし手間はかかりますが、他人への説明などにはどうしても紙で出力することもあります。常に使う機能では無いかもしれませんが、入れておくと便利です。

EvernoteとFirefoxのバージョンアップ

既出ですが、Firefox 13にEvernoteのプラグイン(Evernote Web Clipper)も対応しました。

前のバージョンまで、「ページ全体をクリップ」を選択しても、「選択範囲になにもないよ」とエラーが出ていましたが、解消されたようです。ついでにEvernoteもVer.4.5.7.7146にバージョンアップしました。しかしながら、アカウント情報で常に、「月間アップロード容量に達しました」と表示されてしまう現象は健在です。

Firefoxのズームを戻す方法

Firefox は他のブラウザと同様、Ctrl + マウススクロールでページのズームができます。

ところが、元の大きさに戻そうと思ったときに、左上のFirefox メニューからはそのような項目にはたどり着けません。

元に戻すには、キーボードからはAltキーを押すと、従来のメニューが出るので、「表示」→「ズーム」→「リセット」とするか、Ctrl+0(数字のゼロ)で可能です。

Firefox 8か9から今のインタフェースになったと思いますが、Altキーでメニューが出ることすら知りませんでした。

Firefox11のWeb開発が便利

3/14にリリースされたFirefox11のWeb開発が結構便利です。

プラグインなどを追加することなく、左上のメニューから、「Web開発」、「調査」と進むだけです。

CSSのプロパティをチェックボックスでオンオフしながらレイアウトを確認したり、要素の重なりを3D表示したりできます。

入れ子になっている要素の流れもビジュアルにわかります。

レイアウトの確認やフォントの切り替えに便利だと思います。

最も安全なブラウザは?

Yahoo! Japan 等のニュースでも転載されていましたが、Accuvant LABS の調査によると、最も安全なブラウザはGoogle Chrome だそうです。(IT media ニュースより

調査によると、脆弱性攻撃への対抗策の分析・比較に重点を置いたということで、そのなかでGoogle Chrome は最も安全と結論づけられています。調査対象はIE、Firefox、ChromeでSafariやOperaは調査対象外です。

セキュリティという問題の性質上、たった一つの問題が致命的な結果をもたらすことがありますので、「弱点の個数の少なさ」や「対策の実装数」がそのまま安全性を表すものではないと考えられます。この調査をそのまま単純に信用することもできないと思いますが、どのブラウザにも弱点があるということは頭の片隅に置いておく必要がありそうです。

ちなみに、この調査はGoogleの資金提供のもとで「客観的に」行われているということです。

各ブラウザのプライベートモードの起動オプションまとめ (Windows)

GoogleやFacebookはユーザーがどのサイトを見たり、検索したり、移動したりしているかを記録しています。Googleでは先日、プライバシーポリシーを改訂し、各サービス間で情報を共有するとしました。Android携帯はGoogleのアカウントが必須ですから、PCとアカウントを共用すると、携帯の位置情報なども、個人とリンクする可能性があります。

少しでも気になる方は、ブラウザを使い分けたり、ブラウザに搭載されているプライベートモードを利用すると良いと思います。(こちらによると、プライベートモードも完全ではないようですが。)

ブラウザを起動してから、プライベートモードをメニューで選択しても良いのですが、各ブラウザをプライベートモードで起動するオプションをまとめました。Windowsのみの情報ですが、ショートカットにしておくと、便利かと思います。

  • IE
    -private
  • Firefox
    -private
  • Chrome
    –incognito (ハイフンは2つのようです)
  • Opera
    -newprivatetab

ショートカットを作る場合は、すでにデスクトップ等にあるショートカットをコピー&ペーストした後に、プロパティの「リンク先」に赤字のように起動オプションを追加します。

"C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox\firefox.exe" -private