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Bitcasaが残念ながら値上げ(10倍の料金へ)

年額99ドルで容量無制限のオンラインストレージを提供していたBitcasaがまさかの10倍値上げを発表しました。今年2月に正式公開だったので、1年持たずに大幅な方針変更になってしまいました。

99ドルと言えば市販のPC用HDDでも3TB程ですので、ちょっとヘビーなユーザーならネットワークのスピードさえ解決できれば魅力的な価格でした。

サービス開始前は独自技術で重複するデータを検出して容量を節約云々といった発表もあったような気がしましたが、結局この価格では無理だったと言うことでしょう。ユーザーの構成割合が思ったよりヘビーユーザに偏っていたのかもしれません。

それにしても10倍(年額999ドル)というのは大きな驚きの価格です。一時は無料ユーザーとしてクライアントソフトをインストールしていましたがソフトに不具合があるようで使用を中止していました。これで再開することもなくなってしまいました。

Bitcasaをアンインストールしました

容量無制限のオンラインストレージのBitcasaですが、一旦はインストールしたもののどうにもなじまなかったのでアンインストールしました。理由としては、「アップロードされないファイルがある」という1点です。無料の試用時での結果なので、有料版ではもしかしたら異なる結果になる可能性があることをお断りしておきます。

使い方としては、ローカルにあるバックアップではなく、完全にオンラインストレージのみでのデータの保存を考えていました。つまり、写真のバックアップのために作ったDVD-Rのイメージファイルや、マイドキュメントのある時点でのスナップショット的なZipファイルなど、今まで消していたり、一時的に作っていたファイルのバックアップとして数10MBから数GBのデータを転送することを考えていました。これらのファイルは、もう一度作ろうと思えば作れるけれども少し時間がかかる、もう一度使うかどうかはわからない、でも保存できるならしておこうというファイルです。

Bitcasaはインストールすると、仮想ドライブがつくられ、そのキャッシュがローカルに置かれます。アップロードが終わるまではキャッシュに残され、その後はローカルのキャッシュは消される仕組みです。ところが、アップロードが完了されないうちにキャッシュが消されると言うことが何度かありました。Bitcasaの常駐プログラム上では「完了」となっていながら、実際にはアップロードされていない状態でした。ファイルの数が少ないうちは、「あれ?おかしいな」となる訳ですが、数が増えてくるとそうそう確認できません。ローカルのコピーとしてのバックアップなら、「多少のことは気にしない」という方法もありますが、Bitcasaのサーバーのみにファイルを保存する場合は取りこぼしは困ります。

既にバックアップはCrashPlanで行っているので、今回は有料プランの申し込みは行いませんでした。また、無料版でもうしばらく様子を見ようかとも考えましたが、アップロード失敗→新たにコピーという作業に嫌気がさしたので、アンインストールすることに相成りました。

容量無制限のオンラインストレージBitcasaが正式公開

容量無制限のオンラインストレージBitcasaが正式公開されました。無料版で10GBまで、$10/月で容量無制限です。$99/年(当初は割引で$69/年)というコースもあります。

使い方としては、大きく分けて2種類あり、1つはローカルのHDDと同期させる方法(Dropboxと同様)と、巨大なネットワークドライブのように使う方法です。

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