WindowsにインストールしたCrashplanでネットワークドライブにあるファイル(フォルダ)をバックアップする方法と特徴のメモです。
以前はネットワークドライブを保存対象とすることはできませんでしたが、Crashplan のクライアントバージョン4.3以降はインストール時に「個別ユーザーのみ」にすることで、ネットワークドライブを保存対象とすることができます(公式案内)。全てのユーザーに対してインストールすると、ネットワークドライブを保存対象にすることはできません。
現在はNASにクライアントソフト(非公式プログラム)をインストール(QNAP TS-131+JRE_ARM+Crashplan、詳しくはこちら)して使っていますが、使い方によっては、この方が楽かもしれません。
それぞれの特徴です。
NASに直接クライアントソフトをインストールする場合
- 常時電源を入れているNASなら、アップロード完了が早い。
- PCを交換しても、再アップロードをする必要が無い。
(以前のPCを置き換える形なら共通するファイルについては再アップロードの必要なし) - ファイルが増えると、処理速度が遅くなる(JAVAで動かすせいか、NASとしてはかなりのメモリを消費します。)
PCのネットワークドライブとして設定する場合
- 契約台数を抑えることができる。
(メインPC+ネットワークドライブなら、1台での契約にできる) - 暗号化のためのパスワードはPCと共通になる。
- NASの選択肢が増える。
- NAS上のクライアントを設定するための煩雑さがなくなる。
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