「Windows7」カテゴリーアーカイブ

Javaのセキュリティ脆弱性が深刻らしいのでアップデートを

Java(Java 7 update 10)で深刻なセキュリティ脆弱性があるようです。1/10頃に発表があり、Oracleからは13日にUpdate 11がリリースされました。Update 10まででは悪意あるウェブサイトにアクセスすると、PC内部のファイルが使用できなくなるなどの影響があると言うことです。

今回の問題はブラウザからJavaを実行できないようにすれば防げると言うことなので、「コントロールパネル」-「Java」のセキュリティタブの「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」のチェックボックスをオフにすることでとりあえずは防げます。

Java自体はOpen Officeなどで使用するライブラリなので、アンインストールは不便になると思いますので、とりあえずブラウザと連携させないようにするのが得策だと思います。もちろん、最新版にアップデートすることは忘れないようにしましょう。

ちなみに、JavaScriptとは全く別物です。お間違いのないように。

Dynabook SS RX1の分解と無線LANモジュール追加

中古で購入したDynabook SS RX1 (SA106E/2W)は無線LANがありませんでした。ここ最近中古で出回っているこのモデルはおそらく企業からの放出だと思われます。セキュリティ上LANは有線のみという企業はまだまだ多いと思うので、これからも中古モデルには無線LANのないモデルを見ることがあると思います。値段もその分安いのですが、趣味で使うには少々不便です。

Dynabook SS RX1 (SA106E/2W)の無線LANのモジュールにはmini PCI-Expressのフルサイズが使えます。今回はオークションで東芝のノートPCから取り外したとされるAR5BXB6を使いました。380円+送料です。アンテナも必要ですので、短いサイズのアンテナを使いました(miniPCI-E無線LAN 超ミニアンテナ2本組 8cm (Tyco製))。

今回取り付けた無線LANモジュール(AR5BXB6)です。

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Dynabook SS RX1にWindows7をインストールするも不明なデバイス1つ

Dynabook SS RX1 SA106E/2Wを中古で購入しました。メモリを増設し(本体512MBに上限の1GBを増設)、HDDを交換(SATA 80GBから250GB)しました。光学ドライブが無いため、USB接続のDVD-Rドライブから新規にWindows7をインストールしました。インストールは全く問題なく進みましたが、AHCI関連のデバイスが「不明なデバイス」として1つだけ残ってしまいました。

不明なデバイスの表示はあるものの、動作は問題ないようです。しかしながら、少々気持ち悪いため東芝のサポートページから該当機種のドライバ、ユーティリティを順番にダウンロード・インストールしていきました。

そして、東芝HDD Protectionをインストールしたところで、不明なデバイスは消えました。こちらは「ドライバ」の項目では無く「アプリケーション」の項目に分類されているため、見逃してしまいそうでしたが、必要なドライバも含まれているようです。

Daemon Tools Lite で Error: Core library wasn’t found

ウィルス対策ソフトを更新したところCD仮想化ソフトDaemon Tools Liteが「Error: Core library wasn’t found」というエラーで起動しなくなりました。

最新版(4.46.1)を入れようとしたところ、いったんアンインストールする仕組みになっているらしく、その時点でエラーがでてしまいます。警告ダイアログに「1」とだけ表示される謎のエラーです。また、アンインストールも同様のエラーが出て不可能になってしまいました。バージョンは4.36.9で、インストーラを探してみましたが見つかりませんでした。

仕方が無いので、いったんウィルス対策ソフトをアンインストールしました。すると、何事もなかったようにDaemon Toolsが動き出しました。アンインストールも正常に行えるようになりました。その後、改めてウィルス対策ソフトをインストールし、Daemon Toolsの最新版をインストールしたところ、無事に動くようになりました。

Daemon Toolsは一時期アドウェアが同時にインストールされるとして敬遠されていました。現在のバージョンでは同時にインストールされることはないようですが、デフォルトではいくつか別のソフトもインストールされてしまうので注意が必要です。

GmailのIMAP同時接続数は10まで

Webメールの古参のGmailはその容量と知名度から利用している方も多いと思います。Webメールとしても使いやすいのですが、IMAP対応のメーラーとの組み合わせも非常に便利です。Webメールとして利用を考え、メールサーバにメールを残す使い方をする場合は、従来のPOPではなくIMAPを使うことでローカルとの同期が取りやすくなります。

ところで、GmailのIMAP同時接続数は10に制限されています。同時に10のデバイスから同じアカウントにアクセスする機会はまずありませんが、Mozilla Thunderbirdなどでは1つのメーラーで複数の接続を確保します。そのため、短い時間にスマートフォンのアプリでIMAPアクセスをすると「too many sumultaneous connections.」「同時接続数が多すぎます。」などと表示され、接続が一時的にできなくなります。iPhoneなどでは、「[アカウント] のユーザ名またはパスワードが正しくありません。」と出ることがあるため、エラーの内容が見えないこともあります。

Mozilla Thunderbirdは設定したいアカウントの受信トレイ上で、メニューの「ツール」「アカウント設定」「サーバ設定」「詳細」「サーバへの同時最大接続数」を減らすことで対処できます。

また、あまり頻繁にいろいろなデバイスからメールをチェックすると同じようにエラーが出てしまいます。

Windows8 アップグレード版のインストール時の挙動について(新規HDDに入る?32→64bitは?)

Windows8が発売されました。iPhone等に比べ、テレビなどではあまり話題になっていませんが、これから発売されるPCはMacをのぞきほぼ全てがWindows8になるので、触れることになるのは時間の問題だと思います。

今回はアップグレード版がかなり安く、xp、Vista、7のユーザーはこちらを選ぶことになると思います。アップグレードには元のOSによりデータ移行の制約があり、7は「個人用ファイル」「Windowsの設定」と「アプリケーション」、Vistaは「個人用ファイル」と「Windowsの設定」、xpは「個人用ファイル」のみです。7以外のユーザーはアプリケーションを再インストールする必要があります。

個人的にはOSを新しくするときには新規にクリーンインストールをしたいと思っています。Microsoftは過去のOSとの互換性を非常に重視しているようなので、それほど大きなトラブルにはならないとは思いますが、何か起きたときの問題の切り分けがしやすくなります。

xp、Vista、7からは前述のアップグレード以外にクリーンインストールもできるようです。ただし、「せっかくだからHDDも新しくしよう」などという場合に、PCにアップグレード対象元のOSがない場合は、インストールはできるものの、アクティベートができないようです。対象元のOSをインストールした後にクリーンインストールをするという流れになるようです。(4gamers.netの記事、中盤あたりの囲み記事参照)

これを機に32bit版から64bit版にアップグレードする際には、対象元のOSの種類に関係なく設定は引き継げず、クリーンインストールをすることになります。(マイクロソフト コミュニティのスレッド

Windowsのパスワードは複雑にすべき(ophcrack)

lifehackerに「パスワードがわからなくてもWindowsにログインする方法(と対策)」という記事がありました。そこで紹介されているophcrackというパスワードを探し出すソフトを試しに使ってみました。

ophcrackにはいくつかバージョンがありますが、LiveCD版が扱いやすいと思います。ダウンロードしたisoファイルをCDに書き込んで解析したいパソコンをこのCDから起動します。表示されるメッセージに従って操作するとそのパソコンのWindowsのユーザー一覧が表示され、パスワードの解析が始まります。パターンファイルの様なものからの組み合わせなどを試しているようです。

アルファベット8文字(数字含まず)のパスワードを設定していましたが、30分足らずで解析が終わりました。

CDによる起動ができればパスワードも時間の問題だと言うことですが、30分という時間が思いのほか短時間だという印象を受けました。この時間はパスワードの複雑さとPCの処理能力によって左右されますが、もうちょっと時間がかかってしまわないと、鍵としての役目を果たしません。

銀行ATMのように3回間違えるとロックされるという仕組みもできないことは無いでしょうが、OSを超えて解析されると防ぎようがありません。また、通常のPCの利用ではロックを解除する管理者をそもそも置くことができません。

複雑なパスワードを設定するとWind0wsにログインするたびに入力を求められるので便利さとの兼ね合いになります。しかし、オフィスなど人の出入りのある場所のPCはこのような方法でログインされる危険があるので、できるだけ複雑なパスワードが望ましいといえます。

iTunesでCDをaiff形式で取り込むとタグ情報が記録されない

CDをPCに取り込んで作業用のBGMなどに使っています。iPodやiPadがあるのでiTunesの使用はやむを得ない状況ですが、Foobar2000も併用しています。

取り込み時のファイル形式ですが、以前はMP3を、最近ではAACを使っていました。これはApple系のデバイスでの利用を考慮してのことでしたが、いつの頃からかiTunesでiPodなどへの転送時にビットレートを変更できるようになり、デバイスの容量を考えてビットレートを低くしておく必要がなくなりました。

ちなみに、よほどの低ビットレートのファイルでないかぎり、それほど違いは気にならない”順応性の高い耳”をもっているので、ファイル形式による音質の変化にこだわりはありません。

HDDも高容量化してきたので、せっかくですからCDをそのまま保存することにしようと思い、wav形式かaiff形式を検討してみました。aiff形式はタグ情報を付加できるそうなので、まずはこちらを試してみました。しかし、iTunesでは、CDデータベースからの情報を、aiffのタグ情報に自動保存してくれないようです。

同じCDをApple Losslessで保存したところ、問題なくタグ情報を付加できました。せっかくですからアートワーク(ジャケット画像)なども保存したいので、しばらくはApple Losslessで保存することにしました。Apple Losslessも当初はApple独自の形式でしたが、2011年に仕様が公開されたので、Appleの都合でファイルを別形式に変換できないという事態はなさそうですが、iPod(iPhone、iPad)以外の携帯音楽プレーヤーとの親和性が低いのは否めません。フリーのロスレスエンコーダとしてはFLACが以前から有名ですがこちらはiTunesでは再生転送できません。

CDを保存が目的か、PCにライブラリを作るのが目的か、携帯音楽プレーヤーの母艦が目的かなど、目的によってソフト・ファイル形式にいくつか選択肢が出てくるところが悩みであり、楽しみでもあります。

Logicoolのマウスドライバが8.35.18に更新(Gaming Mouse G300)

LogicoolのGaming Mouse G300をデスクトップPCで使用しています。ハードウェア的には満足なのですが、付属のソフトウェアがどうもしっくりきません。いろいろ設定できるのは良いのですが、2011年頃のバージョンではPC再起動で設定が読み込まれないバグなどがありました(Windows7 64bitにて)。

8月にソフトウェアが更新(8.35.18)され、「各種バグを修正しました。」とのことですので、気になる症状のある方は、バージョンアップしてみてはいかがでしょうか。

 

LAN経由でディスプレイとPCを接続するデバイス

AKIBA PC Hotlineの記事によると、LAN経由でディスプレイとPCを接続するデバイス(Lenkeng LKV376)が発売中ということです。詳細はメーカーホームページをご覧下さい。Windows XPから7までの対応です。

スピードなどの実用性はわかりませんが、このようなデバイスを使えば、PCを手元に置いておく必要がなくなります。無線LANも高速化されてきましたので、LAN経由すなわち、ワイヤレス化と考えることができます。

最近の家ではウォークインクローゼットなどに100Vの電源コンセントが設置されていることも多いので、ここに熱くてうるさいPCを普段は設置しておいて、机ではこのような機器とディスプレイのみを置くと言った使い方も可能になるかもしれません。

ネックになるのは、遅延とデータ量でしょうか。操作されるPCには仮想ディスプレイアダプタをデバイスとして追加することになると思うので、そのドライバの出来も使い勝手を左右しそうです。今でも、リモートコントロールソフトは以前よりも実用的なものが増えてきましたので、それらとの使用感の違いも気になります。