「バックアップ」カテゴリーアーカイブ

CrashPlan無料版で離れたところにバックアップ

CrashPlanはインターネットでつながったパソコン同士でバックアップを取り合うソフトです。以前にも紹介しましたが、CrashPlanが用意するクラウドにバックアップするときのみ有料になります。友達同士や自分の持つ別のパソコンにバックアップするときにはストレージを自前で用意する必要はありますが、無料で使うことができます。

今回、他県にPCを置くことができたので、そちらにバックアップ用のUSB外付けストレージを用意し、インターネットでバックアップを取ることにしました。バックアップは暗号化されているということなので、他人のバックアップ内容を見ることはできない仕組みになっています。

また、いざというときにはUSB外付けHDDを直接持ってきて復元することができますので、データサイズが大きすぎるときには、HDDごと持ってきてしまう方法もとれます。

自分で作ったデータは消えてしまうと取り返しが付かないので、物理的に遠くにバックアップがあると、少し安心します。

ところで、インターネットの速度に比べて、バックアップの速度が遅いパソコンがあったので、設定を確認してみました。CrashPlanをインストールした状態では通信速度制限が設定されています。設定メニューのネットワークタブの通信速度制限の項目のうち、WANのデフォルトは200kbpsや300kbpsになっているので、これを大きな数字もしくはNone(制限無し)にします。

スナップショットでもわかるとおり、タブが一部隠れていたり、以前にも書いたように左のメニューの表記が消えていることもあるので、よく探してください。

CrashPlan 通信速度制限

カードや公共料金の請求書をスキャン

1年ほど溜まっていた各種カードや公共料金の請求書をFPUのScanSnap S1500スキャンしました。クレジットカード系は資源や郵便料金の節約のためか、紙の明細書を発行しないケースが増えてきましたが、それでも毎月数枚の請求書が送られてきます。

特に何かに使うわけではありませんが、少しまとまったところでスキャンして、電気、水道、ガス、電話、クレジットカードなどPDFを作っておいて、あとはスキャンしたページを足していきます。捨ててしまっても問題ないものといえばそれまでですが、もし何か確認したいことがあれば、検索をかけるだけで見つけることができます。紙と目の検索性もかなり便利なので、スキャン後1年くらいは紙もとっておくと良いと思います。

小さな点ですが、気になった点として、圧着ハガキで一部が窓開けされているような紙の場合、ScanSnap S1500で読み取り時に紙送りのエラーとなることがありました。読み取る最初の数cmに窓があるとエラーになる率が高いようです。紙のセット方向を変えることでほとんどのエラーを回避することができました。

2.5inch 1TB 9.5mm HDDが6,000円を切りました

東芝の2.5inch HDD MQ01ABD100 (1TB 9.5mm)が6,000円を切りました。最近では先発のSamsung製よりも安く入手できていましたが、先週あたりから6,000円を切る値札を見かけるようになりました。

デジカメ画像のバックアップに使用することが多いのですが、最近はRAWファイルの肥大化も著しく、1枚写真を撮ると10MB以上の容量を消費します。100枚で1GBを超えますので1TBという容量も決して大きすぎることはありません。

消えて困るデータは複数の2.5inch HDDに保存しケースに入れ、場所を分けて保管しています。本当であれば、メーカーも複数利用してリスクを分散した方が良さそうです。東芝の価格につられるようにして他のメーカー(Samsung、Seagate、日立IBM、Western Digital)の価格も下がっています。

HDDのクローン作成ツール(EaseUS Disk Copy)

先日、PCをスリープから再開させたところ、カッタンカッタンとHDDから異音がしました。OSをインストールしているHDDからだったので、早めに交換することにしました。OSはWindows7 64bit Ultimateです。

HDDは今のところ動いていますので、コピー先のHDDを用意して、SATAで接続し、クローンを作成しました。使用したソフトはEaseUS Disk Copy Home Edition日本語版リンク先)です。CDから起動して、Linuxベースのツールからウィザードに従うと、無事にコピーが始まりました。進行状態や完了予想時間も細かく表示されます。1.5TBのHDDを丸ごとコピーするのに約7時間かかりました。複製終了時には終了のメッセージがでた状態でストップしますので、確認後、PCの電源を切って、古いHDDを取り外し、再起動してデータの移行は完了です。

異音等が出たときには早めに交換すると、少ない手間で気分的に楽になります。

CrashPlanの言語設定を日本語にすると、左のタブに項目名がでます

CrashPlanをデフォルトで使っていると、言語設定は「自動」と設定されています。このままでも問題無く使用できますが、画面左のメニューがアイコンのみの表示になります。(下図左側赤丸部分)

言語設定を明示的に「日本語」とする(下図右側赤丸部分)ことで、項目名も表示することができます。

アイコンでも何となく意味はわかりますが、項目名があったほうがわかりやすいことに間違いはありません。設定後は下のようになります。

東芝から1TB 2.5inch HDD (9.5mm厚)の新機種登場

Samsung、日立、WDに続き、東芝から1TB 2.5inch HDD (9.5mm厚)が発売、流通し始めたようです。機種名はMQ01ABD100で、価格は9,000円ほどです。以前から12.5mm厚のものは発売されていましたが、9.5mm 1TBは発表はあったものの、なかなか発売されていませんでした。これで4つ目のメーカーです。

このクラスを発売していないのはSeagateだけです。さらに、1.5TBや2TBが出てくるかもしれません。

CrashPlanから復元してみる

長年使っていたノートパソコンのHDDが認識しなくなったので、CrashPlanにバックアップしてあったファイルを復元してみました。

このバックアップは有料版のCrashPlan+のサーバーに11GBほど(ファイル数約35,000)が保存されていました。内容はxpのDocuments and Settingsディレクトリのファイルすべてを設定しました。
別のPC上でCrashPlanを起動し、そのPCのDesktopに最新版を保存するよう指定しました。

復元を見ていると、ダウンロードの速度は2~3Mbps、9時間ほどで完了しました。

今回は有料のサーバーから復元しましたが、CrashPlanの特徴はバックアップを「相互に持つ」というところです。LANで接続していれば、こちらの方が復元のスピードは速そうです。

どちらにしても、バックアップが複数あることの安心感は格別です。

Dropbox容量追加クイズ・無料で1GB追加

DropboxはDropquest2012というキャンペーンで、20以上ある問題(クエスト)をクリアした全員に1GB追加するそうです。

さらに先着順で最大100GB当たるようですが、こちらはもうクリアされているようです。

英語のクイズを一つ一つ解いていくのもいいですが、手っ取り早くクリアしたい方はこちらのまとめを参考にしてください。

以前もこうしたキャンペーンはありましたが、SkyDriveやGoogle driveなどの台頭もあるので、今後Dropboxも反撃に出てくるかもしれません。

WD 2.5inch HDD が値下がりしてきました

WESTERN DIGITALの2.5inch HDD WD10JPVT (9.5mm)がkakaku.comで9,000円を切ってきました(2.5inch HDD 1TB以上のページ)。今までサムスン HN-M101MBB とは1割ほど価格に開きがありましたが、ほぼ同じくらいになってきました。

このままタイ洪水以前の6000円代まで下がってもらえるとうれしいのですが、まだまだですね。東芝、日立グローバルストレージテクノロジーズ製も順調に下がっています。

ソースネクストがBackblazeを利用した容量無制限オンラインバックアップを販売開始

ソースネクストがBackblazeを利用した容量無制限オンラインバックアップを販売開始しました。詳細はこちらでです。Crashplan同様、指定したフォルダをオンラインで容量無制限にバックアップします。

注目の値段ですが、3,990円/年で、複数年の割引はありません。Backblazeと直接契約の場合は、$50/年もしくは$95/2年です。3990/50=79.8なので、現在の1$80円ほどならソースネクストから契約した方が少々お得です。カードで契約すると、多くの場合、1.68%の為替の手数料が発生するので、そのあたりも考慮が必要です。

Backblaze本家の日本語は少々難がありましたので、こちらも解消されるとより使いやすくなります。