「家電」カテゴリーアーカイブ

液晶テレビの異音はACアダプタの故障が原因でした

Keianの地デジ液晶テレビから異音がするので原因を調べてみました。スピーカーから出ているようで、ミュートにすると異音も止まります。ボリュームを大きくすることに比例して異音も大きくなります。音は「ブーン」という感じで、常に鳴り続けています。

いろいろ試したところ、ACアダプタが高温になり、ブーッと小さく鳴り続けていました。12V3Aのスイッチング電源が共振?しているような状態でしたので、手近にあった物と一時的に交換しました。すると異音は全くしなくなりました。

日本のメーカーでは多くのモデルで、テレビ本体に変圧機構が組み込まれていますが、このモデルでは変圧はACアダプタが行っていました。アダプタが不良品だったのかもしれません。

PanasonicのBDレコーダーの隠れた利点

BDレコーダーを発売している主な国内メーカーはPanasonic、Sony、Sharp、三菱電機、東芝の5社です。録画機能やテレビとの連携はさておき、設置に関わる大きさのうち、最も目立たない「奥行き」は機種によって意外と差があります。現行機種で最小は199mm、最大は323mmで実に1.6倍程の差です。幅と厚さはお店で見たとおりです。特に幅に関しては430mm前後でほぼ一定です。その中で、Panasonicは多くの機種で199mmとなっており、こだわりが感じられます。

薄型テレビにより、テレビの占める奥行きはかなり小さくなりましたので、レコーダーも奥行きが短いに越したことはありません。テレビ台を使う場合でも、奥行は短い方が、ケーブルの取り回しがしやすく、設置に余裕が出ます。

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Canonがフルサイズのエントリー機を出すという噂

2012年中にCanonがフルサイズ(24mm×36mm)のエントリー機を発売するという噂が出てきました(Canon Rumors)。5D mark3よりも下の価格帯となると、発売時で20万円くらいでしょうか。

最廉価機はともかく、そこからの「ステップアップにはフルサイズを」という流れになるのかもしれません。

エントリー機なので、機能や質感は妥協すれば、5D系よりもかなり軽くできそうです。防塵防滴などはいらないという人も多いでしょう。グリップの液晶やバッテリーなどを妥協すれば、600g台も考えられます。

それにしても、フルサイズ対応のレンズはちょっと良いもので6~700g、すぐに1kgを超えてしまいます。スタジオはともかくとして、持ち運びに徒歩が考えられる場合は、持って行くレンズの本数が悩みになります。

一眼レフの醍醐味である、魚眼から超望遠を交換して使うということ外でしたいと考えると、まずは体力作りからになりそうです。

新東名開通でナビの更新

4/14に新東名の静岡県区間・三ヶ日-御殿場が開通しました。

これだけの距離の高速道路が一気に開通することはまれですが、東海道の大動脈に新たな高速道路ができたとなると、観光や仕事で利用する機会も増えそうです。目的地に近いインターチェンジの場所によって、どちらの道が良いか違ってくるので、カーナビのデータも新東名対応のものにしたいところです。

現在、多くのメーカーでインターネット経由の地図データ更新が可能です。Pioneer Carrozzeria 、富士通テン ALPINE、Panasonic Stradaなどでは機種により3年または1年間無料で更新が受けられます。

また、更新の方法は、従来のディスクを使う方法よりも、インターネット+SDカードの方が便利です。更新が有料でも、必要なときに更新データが得られます。カーナビを新規購入する際には、地図の更新方法、無料更新対応期間のチェックは必須です。

ドライブは週末、でもナビは常に最新にということなら、スマートフォンをつかう方法も良いと思います。中間的なものとしてPionnerからDocomo専用ですがスマートフォンリンク ナビクレイドルというものもあります。

新iPad付属の電源アダプタはなんと2000mAの高出力

新iPadはDockケーブル(USB)で充電しますが、今までよりも大きな電流でないと、「充電中ではありません」と表示されています。USB2.0の規格では電流は500mAです。この電流では動作中の新iPadは充電できません。最近のMacは1100mAの出力をもつものもあるようですが、多くのPCではiPadをスリープ状態にしてやっと充電できるようになります。

新iPadに付属の電源アダプタは2000mAで当然十分な出力を持ちますが、市販の100VコンセントをUSB5Vに変換する充電用アダプタはUSB2.0の規格に合わせてか、500mA程のものも多いので、新iPadでの使用を考えている場合は1000mA以上の出力をもつものにした方が良さそうです。

今までも、USB外付けHDDや光学ドライブにはY字のUSBケーブルが付属していることもありましたので、USBの電力不足というのは今に始まったことではありません。それでも、今後普及が期待されるUSB3.0の規格は900mAなので、いずれは解決するかもしれません。それにしても、ノートパソコンを設計する方にとっては、頭の痛い問題ですね。

テザリングができる「らくらくホン」が欲しい

マルウェアだらけのスマートフォンが最近のニュースを賑わせています。

アプリのインストールはもちろん自己責任ですが、「ケータイを新機種に交換したらスマホを勧められた」といったユーザーにはそこまでの責任感はないと思います。人気のコンテンツにそっくりな無料アプリがあれば、同意書などは読まずにインストールしてしまうことは十分に考えられます。

個人的にはメールと電話ができればあとは、WiFiで、iPodでもタブレットでもPCでもTPOにあわせて使うだけなので、テザリングができる「らくらくホン」が欲しいです。それってモバイルルータとなにが違うの?というなかれ、電話とメールでコミュニケーションをとることが一番スムーズだという相手は結構多いのです。WiFiの電波は弱くてもいいので、長く接続できることを望みます。

グローバルデータが海外モバイルデータ通信レンタルサービス一部値下げ

以前、ヨーロッパでお世話になったグローバルデータが新料金を発表しました。

国ごとのプランのうち、インド 韓国 タイ 台湾 中国 フィリピン 香港 マレーシアをルータータイプ(mifi)で680円/日に、アメリカ アラスカ イギリス イタリア インドネシア オーストラリア オランダ カナダ カンボジア グアム サイパン シンガポール ドイツ ニュージーランド ハワイ フランス ベトナム マカオを同じくルータタイプで980円/日になりました。

特に、インド 韓国 タイ 台湾 中国 フィリピン 香港 マレーシアはずいぶんと安くなりました。

ただ、ヨーロッパはまだ1,580円/日で、680円/日と比べると、かなり差があります。詳細はこちらでご確認ください。

ここで挙げた料金はいずれもルータタイプです。USBタイプの場合は数百円ずつ安くなりますが、個人的にはルータタイプがお勧めです。USBタイプはノートパソコンに接続して使うことを想定していますが、ある程度まとまった時間でないと、ノートパソコンは開けませんし、都市部のホテルの多くがインターネット対応になっていて、事前にホームページ等で確認できますので、そちらでの対応も可能です。

それに比べてルータタイプであれば、移動中にスマートフォンで利用することもでき、さらに、必要であればノートパソコンでも使えます。汎用性や利便性を考えると、数百円の差であればルータタイプを選択したいところです。

値下げの発表があると、同業他社の動向も気になります。

スマホのアドレス帳が流出すると、相互のつながりもわかっちゃう?

スマートフォン(Android)のアプリから数百万人分の個人情報が流出したという報道がありました。

流出したデータは本体の電話番号やメールアドレス、端末ID、電話帳内の個人名や電話番号、メールアドレスらしいです。これを相互に組み合わせると、個人々々の繋がりがわかります。mixiやFacebookはすでにそういう情報を持っていると思いますが、流出したデータにアドレス帳が含まれていると個人から個人への距離(友達の友達など)もわかるデータができてしまいます。

ある人がどんな名前で他人のアドレス帳に登録されているかを調べたら面白そうです。

ただ、事態は深刻で、自分は気をつけていても、誰かのアドレス帳が流出するだけで、何らかの被害を受ける可能性がります。

スマートフォンのアプリの多くは通信機能が前提ですので、多少おかしな挙動をしていても、ユーザーは気がつきません。さらに、一般的なPCよりも個人的な情報が多く記録されています。共同使用のPCは数多くありますが、携帯やスマートフォンはほとんどが個人使用です。データと個人の結びつきがかなり強いので、データもただのメールアドレス一覧よりも、見方によってはかなり価値があるかもしれません。

一度流出したデータは消すことは不可能ですので、ユーザーはもちろん、メーカーも何らかの対策をとってもらいたいです。

iOSアプリに多い「フリーミアム」

基本的な機能は無料ですが、追加機能や拡張機能を有料で提供するソフトをフリーミアムというそうです。

PC用のソフトの中でもオンラインで使用するものではかなり増えてきました。特にApple Storeでは「無料」と銘打つソフトは検索条件で絞り込めることから、このフリーミアムが多く存在します。

中には基本的な機能どころか、最低限のデータですら有料というものもあるので、結局有料ソフトと変わりません。無料だと思って詳細を確認すると、ガッカリということもあります。それでも、トータルの料金が妥当なら良いのですが、ちょっとびっくりするような値段のものもあります。

Apple Storeにアプリを登録しようと思うと、たとえ無料のアプリでも制作者ごとにAppleに登録料が必要なので、何らかの資金を回収するモデルがないと、ソフトを作れば作るほど赤字になります。

iOSでは昔のように「自分が欲しい機能をみんなに使ってもらおう」ということがしにくい環境になってしまいました。

いやならAndroidに行けば良いし、ソフトの安全性などは担保されることになっているので、メリットもたくさんあります。

防塵防滴バリアングル

Olympus OM-D E-M5とCanon 5D Mark IIIを触ってみました。どちらも良さそうでした。もちろんコンセプト、価格帯が違うので、優劣を付けられるものではありませんが、どちらも上下左右に開く液晶を付けて欲しかったです。

Olympus E-620でバリアングル液晶を初めて使いましたが、非常に便利です。E-620は一眼レフですから、90%以上はファインダーで撮影しますが、人混みの頭越しに撮ってみたり、集合写真のセルフタイマーで被写体側に向けてみたり、水面すれすれに手を伸ばしてみたりと撮影範囲が広がることは間違いありません。地面すれすれは寝転べば可能ですが、水面すれすれは難しいケースが多いです。Olympus E-5なら川面のしぶきを浴びながらすれすれで撮影することができます。

どちらのメーカーもバリアングル液晶の実績はあるので、理由があって不採用となったと思われます。想像するに、E-M5は大きさ(重さ)の制限、5D Mark IIIはファインダー撮影が大前提というところだと思いますが、背面の液晶をプレビューとメニューに使うのはもったいないです。E-M5は上下方向には動かすことができますが、もっと動く範囲を広げて欲しかったと思います。

防塵防滴にバリアングルという組み合わせの良さに気がついているユーザーは、案外多い気がするのですが。