今まではPhotoshopで画質を調整していました(WordPress)

kotalog.netのこの記事や、かちびと.netのこの記事にあるとおり、Wordpressにアップロードした画像の縮小をするときには、このimage_resizeというスクリプトが使われているようです。ここの画質の設定がデフォルトでは90になっていますので、こちらを95などに上げるとリサイズしたときの画質が向上します。当然ファイルサイズも増えてしまいますが、そもそも、縮小することが多いですので、そこまで問題になるサイズではないと思います。

ここで用いられているコマンドのリファレンス的なものはこちらです。

テーマの更新には属性の変更を(WordPress)

Coreserverなど、Wordpressテーマファイルのパーミッションが書き込み禁止となるサーバーでは、テーマの編集を行うと、「変更を保存するには事前にこのファイルを書き込み可能にする必要があります。詳しい情報は Codex を参照してください。」と表示され、保存できません。

wordpressフォルダ以下の、”wp-content\theme\テーマ名\”中の編集したいファイルの属性を666などに設定すれば、書き込み可能となり、「更新」ボタンが表示されます。

懐かしのグラフィックチップ勢揃い。ASCII.jp のGPU黒歴史が面白い

ASCII.jp のGPU黒歴史がなかなか面白いです。こちらで連載されていて、他の連載もありますが、「GPU黒歴史」は月に2回程度更新されています。

群雄割拠といった様相だった2000年代のグラフィックカード、グラフィックチップの名前が懐かしく、思い出しながら、テクノロジーの復習もできます。nVidiaとAMDの2強時代になってしばらくたち、最近ではチップセットのグラフィック機能でほとんどの用途がまかなえるようになってしまいました。

生物多様性の重要さが巷では話題になりますが、そのころはパソコンのパーツにも多様性がありました。生物で言えば、カンブリア紀の様な状態でした。Voodoo、Rage、Ticket to Ride、ViRGE、Savage、Millennium、Mystique、Riva128と名前だけでもワクワクします。

魑魅魍魎群雄割拠玉石混合千差万別、雑誌を読みながらパーツを選んでいたそのころは、選ぶことそのものが楽しい時代でした。黒歴史になっているパーツも、当時はそのコンセプトや特徴にいちいち感心していたものです。

Nikon D800Eの性能を発揮できるレンズはわずか16本

デジカメinfoの記事によると、NikonはD800Eの解像力を活かしたい場合に推奨される16本のレンズをテクニカルガイドという形で公開しているようです。

これは、D800Eのみの記述で、D800にはこのような指定はありません。

3600万画素(D800、D800E)に加え、ローパスフィルターを無くしたD800Eは手ぶれやピント、そしてレンズの解像度のアラが目立ちそうです。この16本以外が使えないわけではありませんが、「3600万画素っていっても、こんなものかぁ」と言われる前に「それはレンズの性能が原因ですよ」と予防線を張ったような気がします。

中判カメラのシェアも窺おうかというメーカーの意思もあるようなので、レンズにもそれ相応の性能が求められるようです。

いままでも、フィルム時代の設計のレンズはデジカメの本体の性能(特にセンサー)が向上するにつれ、周辺の画質などが気になるという話は聞きました。また、物理的に付かないとか、機能が制限されるということはありました。しかし、このようにメーカーがレンズを指定して、性能の線引きをするのは珍しいことだと思います。

今後は、「レンズ資産」という価値はなくなってくるかもしれません。

それでも、写真が撮れなくなるわけではありませんし、カメラも今より良くなってくることが多いと思います。気にせずどんどん撮っていった方が、楽しいカメラライフを送れそうです。

LifehackのSafeSync PR記事が記事がでてきたけど・・・

LifehackのPR記事「『DropBox』を超えたかもしれないオンラインストレージ『SafeSync』レビュー』」というタイトルだったので読んでみましたが、どこがどうDropBoxを超えているのかはよくわかりませんでした。記事の中には20GB/3,800円(キャンペーン価格)が安い、というところだけが意味ありげな記事で、その他はインストール方法や信頼性?をアピールした記事でした。

ちなみに、その価格ですが、その他のサービスとの比較をしてみます。 続きを読む LifehackのSafeSync PR記事が記事がでてきたけど・・・

デジタル一眼の2本目のレンズは”望遠以外”で

この春はNikon D800、Canon 5D Mark3のハイアマチュア向け35mmサイズ(以下フルサイズ。なにをもって”フル”サイズなのかは疑問です)の一眼レフが発売予定です。どちらも30万円ほどですが、D800はすでに予約をしても発売日には行き渡らないという話です。一方5D Mark3も、フルサイズのデジタル一眼を一気に普及させたベストセラー5D Mark2の後継ですから、こちらも大いに期待されます。

NikonもCanonもレンズラインナップはフルサイズ向けに力を入れているようで、APS-Cのボディでも「いいレンズ付けたければフルサイズ用をどうぞ」という感じです。もちろん、そうやってレンズをそろえてもらって、ボディもより高価なフルサイズを買ってもらえば、顧客の囲い込みとしては完璧なので、当然といえば当然です。 続きを読む デジタル一眼の2本目のレンズは”望遠以外”で

SATA-USB変換ケーブルも差し込める2.5 inch HDDのプロテクトケース

リムーバブルストレージとしてバックアップ等に2.5 inch HDDを使っています。

最近試したのは「サンコー 2.5inchHDD用保護ケース AKIBA225」です。本のように開いて収納します。ケースはかっちりしていますので、不意に開いてしまうことはなさそうです。

サンコー 2.5inchHDD用保護ケース AKIBA225

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中古価格低下防止のため?AppleのiPad(iPod)無料刻印サービス

新しいiPadが発売になりました。Appleオンラインショップで購入すると無料で本体にレーザー刻印してもらえます。名前、メッセージ、座右の銘など、好きな文句を入れてもらえるので自分も利用しました。

しかし、この先、何らかの理由で下取りに出すとき、名前が刻印されていた場合、ちょっと躊躇します。他愛のない文字だったとしても、それを理由に下取り価格が下がってもおかしくありません。そうなると、中古で出回るiPadの品数は少なくなり、中古価格は高値安定します。新品との値段の差は小さくなり、新品が売れそうです。ことはそう単純には行かないかもしれませんが、iPadというオンリーワンな商品をもっていれば効果はありそうです。現に、新しいiPadを買う人の中には、かなりの割合で刻印入りのiPad2を初代iPadを既に持っている人がいるはずです。

粋なサービスだなと思った刻印サービスも、新品を1個でも多く売るために、Appleにとっては掛ける価値のあるコストなのでしょう。

マジックで名前を書いたファミコンカセットは買い取ってもらえなかったことを思い出しながら。

 

ScanSnap以外で作成したPDFはScanSnap Organizerで編集できない

ScanSnap以外で作成したPDFはScanSnap Organizerで開こうとすると「このPDFファイルはScanSnapで読み取りしたPDFファイルではありません。表示モードで開きます。」とエラーが出てしまします。

最後に保存したアプリケーションの情報でこのような表示が出るようです。

例えばOCRで検索テキスト埋め込みなら、ScanSnap附属のAdobe Acrobat Reader 9 でも可能です。ただし、OCRエンジンはScanSnap Organizerとは異なるようで、英数字の扱いや、処理速度などに個性があるようです。(こちら「ScanSnap S1500 の「OCR テキスト認識」に関する 15 の真実」に例があります。)

また、どうしてもScanSnap Organizerで編集したいときには、いったん別ファイルを作ってコピーする方法(「ScanSnapOrganizer以外で制作したPDFを読み込む方法」)や、PDFのプロパティを編集する方法(「 ScanSnapで作成されたPDFの情報を残したまま編集できるソフトについて」)などがあるようです。

参考にどうぞ。

春なので一眼レフ入門機

春は卒業式、入学式から、ゴールデンウィークと、パパママイベント満載のシーズンです。これを機にデジタル一眼デビューを考えている方も多いと思います。

お店に行けば、Nikon、Canon、Pentax、Sony、Olympus、Panasonicが色鮮やかに並んでいます。「結局どれがいいの?」ということになりますが、エントリー機のズームレンズキット(もしくはダブルズームキット)を買う場合は予算と”好み”で選べば問題ありません。車で言えばヴィッツ、マーチ、デミオ、スウィフト、フィットのどれがいいの?というのと一緒なので(異論は認めます)、そこで迷っている時点で、どれでも一緒です。逆に「これがいい」ということがわかっていれば、他人に聞くこともありません。

ただし、この先、カメラに嵌まりそうだなと思ったら、その先はメーカー(レンズマウント)によって広がり方の性質が変わってきます。

予算やサイズ(重さ)に制約はありますが、まずは「こんな写真が撮りたいな」という目標レンズを決めると良いと思います。各メーカーで一押しのレンズがあります。ほとんどメーカーで似たようなラインナップのレンズがありますが、コストパフォーマンスや、オートフォーカス性能、操作性、サイズ(重さ)、頑丈さ、なにより描写性能など、カタログでは現れない(比較できない)良いところを持つレンズがあります。今ではいろいろな情報がネットにありますので、ユーザーの口コミで「銘玉」とか「神レンズ」と呼ばれるものを探してみるのも良いかもしれません。Canon、Nikonの2強は作例もレンズも豊富ですが、良いレンズは大きく重くそして、高くなることが多いです。

PHOTOHITOFLENSでレンズ別に作例を診ることができるので、目標レンズを決めるのに参考になります。特に、単焦点レンズは個性豊かなので、作例を吟味することをお勧めします。18-200mmなどの便利ズームも良いですが、単焦点は全く違う写真が撮れます。SigmaやTamronは各マウントでレンズを出していますが、マウントが違えば後から交換はできません。

また風景の写真がどのレンズ(マウント)で多いか、鉄道や飛行機の写真はどうか、スポーツはどうか、スナップはどうかという傾向も目的に合ったレンズやボディを選ぶ手がかりになりますので、参考にしてみて下さい。

もし、ほしいレンズとは別のマウントのエントリー機でカメラの世界に入ってしまったのなら、エントリー機は予備に置いて、マウントごと早めに宗旨替えした方が、結果安く上がります。