「レンタルサーバー」カテゴリーアーカイブ

Coreserverがアップグレード、仕様変更でPHPのセーフモードがOFFに

Coreserverから届いたメールによると、2014/6/3のメンテナンスで、PHPのバージョンアップとともに今までセーフモードの設定がOFFになるとのことです。

WordPressなどの利用でCGI版を使ったり、.htaccessに追加で記述が必要だった点が改善されると思われます。(以前はこのように対処していました)

Coresererはデータベース数やマルチドメインなど、制約が少ないレンタルサーバーという印象があります。ドメイン取得にValue-Domainを使った流れでCoreserverを選択するケースもあると思います。

この改善で、Wordpressをとりあえず置くといった使い方をするのに向いた仕様になります。一番安いCore-Miniであれば、月額198円(税抜き、1年払い)で運用できます。

Value-DomainのデジロックからValue-Serverレンタル開始(Coreserverと比較)

Value-Domainを運営するデジロックが関連サービスとしてレンタルサーバーサービス「Value-Server」を開始しました。今までもCoreserverというサービスがありましたので、今後、並立させるのか、どちらかに統合されるのかはわかりませんが、比較をしてみました。 続きを読む Value-DomainのデジロックからValue-Serverレンタル開始(Coreserverと比較)

BackWPup Ver.3のその後 WordPress

WordPressのバックアップ用プラグインのBackWPupがバージョン2から3系にバージョンアップしてからしばらく経ちました(以前のエントリ「WordPress プラグイン BackWPupがVer.3にバージョンアップ」)。

しばらく細かいアップデートがありましたが、だいぶ落ち着いてきました。クラウドにバックアップする機会が多いのですが、主に使っているSugarsyncgへの定期バックアップも問題なく行えているようです。

バージョン2系では、一回のバックアップにかかる時間が一定時間を超えるとエラーになっていましたが、3系では特に設定を変更することなく動いています。フォトブログでアップしたファイルが600MB程あるサイトのバックアップも問題なく行えるようになりました。

プラグインのアップデートをするとバックアップが失敗するようになることがありますが、そういうときはとりあえずバックアップ先(DropboxやSugarsync)の認証を再度行うとうまくいくことがあります。

BackWPupが頻繁にアップデートしています。(WordPress)

WordPressのバックアップツールで使い勝手が一番良いと思われるBackWPupが先日バーション3になりました。その後3.0.6まで頻繁にアップデートがされました。さまざまな修正がされているようですが、確かにバックアップがされない場合もあり不安定でした。

一時はバージョン2系に戻そうかとも思いましたが、自分の環境(SugarSyncにバックアップを取るように設定)、では3.0.6でようやく安定してきたようです。

使いやすくてもバックアップされていないのでは意味が無いので、お困りの方はまずはアップデートをお試し下さい。

CoreserverのCron用スクリプトの改行に注意

CoreserverのCronを新しく設定したらエラーが返ってくるので悩んでいたら改行コードが原因でした。Coreserverでは管理設定から、アップロードしたCron用のスクリプトファイル(.shなど)を設定しますが、このスクリプトファイルを更新した際にミスがありました。

エラーは「No such file or directory Status: 404 Not Found Content-type: text/html No input file specified.」などと出ます。ちなみにこれはcdコマンドの行です。

改行コードがWindowsやMS-DOSで一般的なCR+LFになっていたので、Unix系のLFのみにしたところ、エラーはなくなりました。

セミコロンなどで1行を認識するスクリプトでは、改行コードはさしたる問題にはならないことが多いのですが、改行をもって1行を表す際には改行コードにも注意が必要です。

MySQLのユニークキーに使えるのは767byte(255文字)まで

MySQLのユニークキーはデータを重複しないように管理したいときには便利な機能ですが、文字数の制限があります。使える文字数はUTF8などでは255文字です。これは半角でも全角でもこの”文字数”です。人の名前や住所などで255文字を超えることは滅多にありませんが、URLなどのデータでは考えられます。

対処方法としては、そんなに長いキーをユニークキーとして設定しないことが一番良いことだと思いますが、仕方ないときもあると思います。消極的な対応策としては、そのキーで使う文字セット(phpMyAdminでは「照合順序」)をLatin1やASCIIにすることで、1バイト文字(半角文字)をそのまま1バイトで扱うことができます。こうすると、半角で767文字まで使うことができます。

CoreserverのCGI版PHPを5.4に

現在、CoreserverのPHPはモジュール版でバージョンが5.2です。CGI版を選択することで、バージョンを選択することができます。例えば、5.4を使いたい場合は、.htaccess に以下のように記述します。


AddHandler application/x-httpd-php54cgi .php

 

これでPHPは5.4が選択されます。同様に、x-httpd-php54cgiをx-httpd-php53cgiとすれば、5.3を指定することができます。Coreserverのモジュール版はセーフモードで動いているため制約が多く、上記のようにCGI版で動かすことが多くなっています。モジュール版の方が負荷が少なく503エラーなどは出にくくなると思いますが、融通が利くのはCGI版だといえます。

 

WordPress プラグイン BackWPupがVer.3にバージョンアップ

WordPressで利用しているバックアッププラグイン「BackWPup」がバージョン3に更新されました。

設定等は引き継げるようですが、再度確認をするよう促されます。
ダッシュボードなども便利になり、今までのバックアップにエラーがなかったかなどが一目でわかるようになりました。

バックアップのためのプラグインはいくつかありますが、個人的には一番使いやすいプラグインです。以前、別のサイトでWordpressでつくったサイトのサーバーを移転する際、非常に簡単に復活することができました。一度設定すれば自動でバックアップされるので、入れておいて損は無いと思います。

Pro版もあるようで、こちらは差分バックアップなどに対応しています。しかしながら、小規模なサイトであれば、DropboxやSugarsyncに定期的にバックアップするだけでも十分役に立つと思います。

WordPressのテーマを変更したら空白になった

Blog形式で運用している他のサイトで、テーマを変更したらレイアウトが崩れるどころか、真っ白なページになってしまいました。Wordpressではテーマのインストール後に「ライブプレビュー」と言う機能があり、大まかな雰囲気はわかるのですが、そこでも真っ白でした。そこでやめておけば良かったのですが、つい「有効化」ボタンを押してしまったところ、このような状態になってしまいました。いったん有効化されると、ダッシュボードも空白となってしまい、Wordpressの機能では手詰まりとなってしまいました。

原因としてはテーマファイルの不具合が考えられます。対応バージョンの違いなどで、別のサイトでは使えていても動作しないということはあり得ますので注意が必要です。

対応としてはWordpressのテーマの設定を問題の無いテーマに変更して、元に戻すことにしました。

  1. PhpMyAdminなどから、Wordpressのデータベースにアクセスします。
  2. 設定関係のテーブル名は「wp_サイト名_options」などとなっていると思います。変更前に該当テーブルのコピーを取り、バックアップとします。
  3. 「wp_サイト名_options」のなかから、「template」と「stylesheet」を探しだし、この2つの内容を元のテーマ名またはデフォルトのテーマ「twentyeleven」や「twentyten」などとします。

上記のようにすると、テーマが改められ、ダッシュボードにもアクセスできるようになると思います。ちなみに、データベースのサーバー名、アカウント名、パスワードはwordpressをインストールしたフォルダのwp-config.phpに記述されています。

 

 

Google Appsの無料版が廃止へ

Googleは、独自ドメインでGmailなどのサービスが使えるGoogle Appsにおいて、無料版の提供を廃止するということです。(アスキーのニュース記事

Gmailに限って言うと、数年前までは無料で200個くらいまでのアカウントで使えたはずですが、いつの間にか100に減り、50個に減り、いつの間にか10個になっていました。そしてついに無料版の新規登録は中止となってしまいました。現在使用中のものについては継続利用可能です。

1つのアカウントで最大約10GBの容量を用意するためには相当のリソースを割く必要があることから、いままでが太っ腹なだけとも言えますが、便利に使えていただけに残念です。競合するサービスも見当たらないのでしばらくは様子を見るしか無いところですが、いずれは完全に廃止になることも考慮しておいた方が良さそうです。

Googleは独自のサービスが多く、代替となるサービスを探すことができないものもありますが、利益につながりにくいために競合他社が手を付けないというものもあるます。こういったサービスはある日突然廃止になったり有料化したりすることも考えられます。無料なので仕方の無いことですが、「前と同じようにやろうと思ったらできなくなっていた」ということが今後も出てきそうです。