「ソフトウェア」カテゴリーアーカイブ

Bitcasaをアンインストールしました

容量無制限のオンラインストレージのBitcasaですが、一旦はインストールしたもののどうにもなじまなかったのでアンインストールしました。理由としては、「アップロードされないファイルがある」という1点です。無料の試用時での結果なので、有料版ではもしかしたら異なる結果になる可能性があることをお断りしておきます。

使い方としては、ローカルにあるバックアップではなく、完全にオンラインストレージのみでのデータの保存を考えていました。つまり、写真のバックアップのために作ったDVD-Rのイメージファイルや、マイドキュメントのある時点でのスナップショット的なZipファイルなど、今まで消していたり、一時的に作っていたファイルのバックアップとして数10MBから数GBのデータを転送することを考えていました。これらのファイルは、もう一度作ろうと思えば作れるけれども少し時間がかかる、もう一度使うかどうかはわからない、でも保存できるならしておこうというファイルです。

Bitcasaはインストールすると、仮想ドライブがつくられ、そのキャッシュがローカルに置かれます。アップロードが終わるまではキャッシュに残され、その後はローカルのキャッシュは消される仕組みです。ところが、アップロードが完了されないうちにキャッシュが消されると言うことが何度かありました。Bitcasaの常駐プログラム上では「完了」となっていながら、実際にはアップロードされていない状態でした。ファイルの数が少ないうちは、「あれ?おかしいな」となる訳ですが、数が増えてくるとそうそう確認できません。ローカルのコピーとしてのバックアップなら、「多少のことは気にしない」という方法もありますが、Bitcasaのサーバーのみにファイルを保存する場合は取りこぼしは困ります。

既にバックアップはCrashPlanで行っているので、今回は有料プランの申し込みは行いませんでした。また、無料版でもうしばらく様子を見ようかとも考えましたが、アップロード失敗→新たにコピーという作業に嫌気がさしたので、アンインストールすることに相成りました。

MS Office 2013のライセンス形態はそのまま

先日、「Office 2013をインストールできるのは1台の PC だけ―システム破損の場合でも再インストールは不可」などの記事を見たため、どうにもめんどくさいなと思っていましたが、Microsoftのブログ「License 情報】新しい Office のライセンス」で否定されました。

どうやら”日本だけ”いままでと同じライセンス形態をとるようです。「PCが壊れても再インストール不可」といわれると、自分もとりあえず今持っている2010と2007でいいやと思っていました。Officeも最新版を必ずしも周りが持っているわけでもなく、ほとんどの場合は2007あたりで事足りてしまいます。

Officeで自分自身が使っている機能の90%位はOffice 95の頃から変わらない気がします。普段作るのはWordではA4 1枚~数枚のビジネス文書ですし、ExcelやPowerPointはグラフが綺麗になったかなくらいの変化です。人からファイルを渡されることもありますが、お互い気を遣ってかほとんどがxlsやdocの97-2000形式です。逆に自分だけ新しすぎて、他のPCで再現性が低くなるのも考え物だなと思うときすらあります。そうなってくると、プリインストールので最新版が増えてくるまでは周りからの影響も無く、なかなかバージョンアップへの推進力にならないというのが、2007年頃から続いています。実際、2010はプリンストールで買ったPCのみのインストールで終わりそうです。思えば2007からは6年も経っているのですね。

話は戻りますが、今まで通りのライセンス形態は歓迎します。むしろ他の国で「PCが壊れても再インストール不可」というのは受け入れられるのでしょうか。

FlashAirではひとつずつしかファイルの保存ができないのでVBScriptでまとめて転送

前回も書きましたが、東芝のFlashAirはファイルの転送をまとめてすることができません。ただし、FlashAirそのものはSDカードの形をした無線LANのhttpサーバなので、受信側で工夫をすると、まとめてコピーをすることができます。今回は「自由区☆彡」さんのブログに掲載されているスクリプトを利用させていただきました。

スクリプトとしては、htmlの中から、ファイル名を取りだして、ダウンロードするというものです。ローカルに同名ファイルある場合は上書きはしません。

改良点(自分仕様)としては、以下の3点です。 続きを読む FlashAirではひとつずつしかファイルの保存ができないのでVBScriptでまとめて転送

点検商法のSystweak製セキュリティソフト

以前SysteweakのAdvanced が怪しいという記事を書きましたが、今度は全く別の方から同社の別のソフトで同様の報告を受けました。前述の記事でも出てきたRegClean Proというセキュリティソフトです。ケースとしては、メールに添付してきた見慣れない拡張子のファイルを開こうとネットで検索したところ、検索の上位に出てきたソフトをインストールしたら居座られてしまったということです。

例に漏れず「何百というエラーがあります」「修復するには有料登録を」「エラーによりパフォーマンスが低下しています」という度重なるメッセージと、マイクロソフトパートナーのロゴを表示します。日本語の言い回しとフォントの違和感があったためにおかしいなと感じたそうです。

こちらのページを参考に削除をしましたが、アンインストール時にも「エラーがあります」「ソフトを残すなら半分は無料で修復します」それでも消そうとすると挙句には、「残念です」と思わず苦笑するほど食い下がってきました。

点検商法としてはしっかりポイントを抑えていることは感心すらしてしまいます。

  • マイクロソフトのロゴ(消防署や電力会社に似た制服)
  • 検索上位に表示(必要ないのに訪問してくる)
  • 抽象的かつ機能を示すようなネーミング(公的機関と関係のあるような会社名)
  • インストールと同時に検索を開始し、エラーを表示(点検は無料ですと言って上がり込んでくる)
  • 有料登録は1,000〜2,000円ほど(請求されてもすぐに払える範囲で有料)

最近ではそのようなソフトはすぐにブログや掲示板などで報告されるので、インストールする前には評判なども含めて検索してみましょう。賛否があって当たり前ですが、あまりにも評判の良くないソフトは本当に必要か考えてからでも遅くはないと思います。

AdobeがPhotoshop CS2などのライセンス認証を停止してライセンスキー公開

Yahoo!Japanなどでも紹介されていたのでご存じの方も多いと思いますが、AdobeがPhotoshop CS2などのライセンス認証を停止してライセンスキー公開を行いました。当初、「無償公開」とミスリードされていたので、フリーソフト化か?と話題になりましたが、正規ライセンスを持っていない場合はライセンス違反となります。

業務上、特定のバージョンでしか動かせないといった場合や、学術研究などで使う場合はいままでの研究と条件を合わせるためにあえて古いバージョンが必要な場合もあります。Adobeのようにライセンス認証を比較的厳しく管理しているケースでは今後このような判断をしてもらえると助かります。

今回対象となったCS2は現行のMac OS X Mountain Lionや一つ前のLionでは起動しません。Windows 7 64bitにおいてもインストール先のフォルダをデフォルトから変更しないと起動しません。つまり、「最新OSでバリバリ仕事する人は最新版を買ってね。CS2を買った時のPCを大事に使って仕事をしている人は何かあった時に再インストールするかもしれないから、その時は公開したシリアルキーで勝手にやってね。」ということでしょう。AdobeのソフトはMac比率が高い(であろう)ことも理由の一つだと思います。ある意味、Mac OSの後方互換性の低さを逆手に取ったうまい手だと思いました。

そういえば、今回発表のあったCS2に限らず、事前にシリアルキーの申し込みの必要があるアカデミック版では、現行バージョン以外の申し込みフォームが削除されているため、直接電話でやり取りをしたという話を聞いたことがあります。

Excelで1行おき(何行おきでも)に空白行を追加する

Excelで名簿などから一覧表を作る際に、1行おきに空白を入れたい場合があります。10行なら手作業でも問題ないでしょう。100行ならなんとかがんばれるかもしれません。1000行を手作業でするのはやめたほうが良いでしょう。ひとつの項目で複数行を使うのはExcelの使い方としてはよくはありませんが、印刷等を考えるとやむを得ないこともあります。

少し工夫をするとコピーとソート(並び替え)だけで簡単にできます。
サンプルのデータです。この表の1行おきに空白行を追加することにします。A列が名前、B列が何かしらのデータです。

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Daemon Tools Lite で Error: Core library wasn’t found

ウィルス対策ソフトを更新したところCD仮想化ソフトDaemon Tools Liteが「Error: Core library wasn’t found」というエラーで起動しなくなりました。

最新版(4.46.1)を入れようとしたところ、いったんアンインストールする仕組みになっているらしく、その時点でエラーがでてしまいます。警告ダイアログに「1」とだけ表示される謎のエラーです。また、アンインストールも同様のエラーが出て不可能になってしまいました。バージョンは4.36.9で、インストーラを探してみましたが見つかりませんでした。

仕方が無いので、いったんウィルス対策ソフトをアンインストールしました。すると、何事もなかったようにDaemon Toolsが動き出しました。アンインストールも正常に行えるようになりました。その後、改めてウィルス対策ソフトをインストールし、Daemon Toolsの最新版をインストールしたところ、無事に動くようになりました。

Daemon Toolsは一時期アドウェアが同時にインストールされるとして敬遠されていました。現在のバージョンでは同時にインストールされることはないようですが、デフォルトではいくつか別のソフトもインストールされてしまうので注意が必要です。

GmailのIMAP同時接続数は10まで

Webメールの古参のGmailはその容量と知名度から利用している方も多いと思います。Webメールとしても使いやすいのですが、IMAP対応のメーラーとの組み合わせも非常に便利です。Webメールとして利用を考え、メールサーバにメールを残す使い方をする場合は、従来のPOPではなくIMAPを使うことでローカルとの同期が取りやすくなります。

ところで、GmailのIMAP同時接続数は10に制限されています。同時に10のデバイスから同じアカウントにアクセスする機会はまずありませんが、Mozilla Thunderbirdなどでは1つのメーラーで複数の接続を確保します。そのため、短い時間にスマートフォンのアプリでIMAPアクセスをすると「too many sumultaneous connections.」「同時接続数が多すぎます。」などと表示され、接続が一時的にできなくなります。iPhoneなどでは、「[アカウント] のユーザ名またはパスワードが正しくありません。」と出ることがあるため、エラーの内容が見えないこともあります。

Mozilla Thunderbirdは設定したいアカウントの受信トレイ上で、メニューの「ツール」「アカウント設定」「サーバ設定」「詳細」「サーバへの同時最大接続数」を減らすことで対処できます。

また、あまり頻繁にいろいろなデバイスからメールをチェックすると同じようにエラーが出てしまいます。

Excelのグラフに画像を使う

棒グラフを単純な塗りでは無く、アイコンなどで表示すると和みます。方法は「Excelの基礎知識~「東京ドーム〇個分」を棒グラフで表してみる : ライフハッカー[日本版]」が詳しいので参照してください。

上記の例では東京ドームの写真を個数に応じて使用していますが、画像を引き伸ばしたりすることも可能です。こちら(「アイコンやシルエット、矢印など、シンボルタイプのフリーフォントまとめ – かちびと.net」)のような、ある程度普遍性のある記号に近い画像を使用すれば、ビジネス向きにも使えるかと思います。

Logicoolのマウスドライバが8.35.18に更新(Gaming Mouse G300)

LogicoolのGaming Mouse G300をデスクトップPCで使用しています。ハードウェア的には満足なのですが、付属のソフトウェアがどうもしっくりきません。いろいろ設定できるのは良いのですが、2011年頃のバージョンではPC再起動で設定が読み込まれないバグなどがありました(Windows7 64bitにて)。

8月にソフトウェアが更新(8.35.18)され、「各種バグを修正しました。」とのことですので、気になる症状のある方は、バージョンアップしてみてはいかがでしょうか。