「山」カテゴリーアーカイブ

現行アマチュア無線ハンディ機の機能・性能比較(2016年春)

アウトドアで使用するためにハンディ機を新調しようと思い、各社の機種を比較してみました。

運用時間や乾電池での出力を知りたかったので、ホームページや説明書から「現行アマチュア無線ハンディ機 機能・性能比較一覧表」にしました。並び替えもできます。(誤記や、追加すべき項目等ありましたら、お知らせ頂けると幸いです。)

2016年現在、アマチュア無線のハンディ機を販売しているのは4社です。現在の販売は23機種が確認できました。各社のホームページでは販売終了機種も記載されているようですが、今回の一覧表からは除外しました。 続きを読む 現行アマチュア無線ハンディ機の機能・性能比較(2016年春)

Olympus OM-D E-M1を触ってみて

Olympus OM-D E-M1を触ってみて、E-5に比べて明らかにマイナスなのは、バリアングル液晶がないことと、バッテリーが小さいこと、メモリーカードスロットがひとつということでした。この3点はカタログからもわかることですが、それ以外の点では大きな不満はなく、フォーサーズレンズのAFも満足いくものでした。

登山の時にE-5+14-54mm+11-22mm+8mm Fisheye+50-200mm SWDで恐ろしい重さになったので、軽くなるのは代えがたいメリットです。同時発売のpro シリーズ14-40 f2.8も防塵防滴ですから、今後、このラインが増えてくると、もっと軽くできます。

バッテリーとメモリーカードは工夫次第であきらめも付きますが、バリアングル液晶だけは、もう少し重量増になっても付けて欲しかったなと思います。

首から提げて歩くときにバリアングル液晶を裏返しておくことで、ザックのバックルなどにあたって液晶が傷つくのを防ぐことができていました。また、三脚、手持ちどちらでも自分撮りをするときには、バリアングル液晶は無くてはならない存在です。

E-7の計画もあったということなので、それとの差別化を意識して、バリアングル液晶無しという決定があったのかもしれません。そうすると、後継機では搭載されてくる可能性もあります。しかし、フラッグシップをすぐに更新することにはなかなかならないと思うので、もう数年は待つ必要がありそうです。

ハサミも便利ですがプライヤーはもっと便利

Leatherman Squirt PS4登山などで使うマルチツールの紹介です。この分野で有名なのはスイスのVictorinoxで、十徳ナイフの定番です。ナイフやヤスリに加え、栓抜きやハサミなどが付いていることが多いです。アウトドアでも便利な商品ですが、多機能なものは便利ですが重くなるのが欠点です。近年はプルトップ缶がほとんどですので、缶切りの出番はほとんど無くなりました。このようにあってもあまり使わない機能もでてきました。

最近はプライヤー付きのものをよく使っています。ハサミも便利ですが、ナイフで代用できることが多くあります。しかし、プライヤーとなると代わりになるものが少なく、無いとどうにもならないこともあります。プライヤー根元のワイヤーカッターも他では代用できません。 続きを読む ハサミも便利ですがプライヤーはもっと便利

Olympus E-5の後継は小型化されるらしい

クリスマスなので、サンタクロースにE-7をお願いする妄想をと思いましたが、希望的観測を。

デジタルカメラマガジン 2013年1月号のインタビュー記事によるとOlympus E-5の後継はE-5とOM-D E-M5の中間のサイズになるらしいです。詳細は発表まで秘密ということですが、開発は行っているようです。 続きを読む Olympus E-5の後継は小型化されるらしい

Thermarest Z Lite Sol

夏山シーズンです。テント泊での必須アイテムの1つにマットがあります。これは、テントの内側に合わせたものを使う場合と、個人個人でシュラフの下のマットを用意する場合があります。両方を使うとより快適になります。

巻いた銀マットをザックに結びつけている姿は今でもよく見ますが、タイトルのThermarest のZ Lite Solは折りたたみ式のマットです。マットが凸凹に成形されており、折りたたむとその凹凸がぴったりはまり込みます。折りたたむと巻いたマットと同じくらいの体積になります。使い心地は10mm程の銀マットよりもかなり快適です。巻いたマットを伸ばす必要も無く、外で座る際にも半分くらいにして使えます。

マットは体積の割に軽いため、ザックのどこに付けても何とかなりますが、折りたたんだZ Lite Solは直方体でつぶれないため、固定するベルトは長いものが必要になることがあります。特にレギュラーサイズでは思ったよりも大きくなります。山行の前にしっかりご確認ください。

Scarpa キネシスプロGTXの実測重さ(山)

登山靴 Scarpa キネシスプロGTXのWebカタログによると、重量は940g(サイズ42)となっています。ところが、ひもを通して計ってみると、約850g(サイズ41)でした。サイズの違いはありますが、1割ほど軽くなっています。気になったので、イタリアの本家のページを確認してみると870g(サイズ42)となっており、どうやら誤記のようです。

いまどきのトレッキングシューズの中では重い方ですが、それでも日本版のカタログの940gという重さで敬遠していた方にとっては、再考の余地がありそうです。

革の靴は少し使い込んだ感じもかっこいいので、愛着がわきます。(価値観に個人差はあります。)また、長い靴下にニッカボッカというオールドスタイルにも革靴が似合うと思います

山用コッヘル(クッカー)の注ぎ口

山用のクッカーには注ぎ口が付いているものとそうでないものがあります。新たに購入する際にはぜひ注ぎ口の付いているものをお勧めします。

先日、Evernew(チタンクッカーセットSセラミック)のコッヘルを新調しました。これには注ぎ口が付いており、2/3程(約1リットル)水を入れた状態から別の食器にお湯を注いだときに、こぼれずに済みました。

本当に小さいことですが、コッヘルの外側やテントの中を汚さずにすみます。汁物を扱うつもりのクッカーには、注ぎ口が必須だと感じました。ただ、注ぎ口の設計によってはこぼれやすいものもあるようです。登山用品店で水を入れて試すことができれば良いのですが、なかなかそうはいきません。とりあえず、購入する際には注ぎ口ありを選んだ方が無難です。

ところで、どうして片手鍋の注ぎ口は右手で持つようになっているのでしょうか?箸などを右手に持って、左手で鍋を持つことが多い気がするのですが・・・。

コッヘル新調

コッヘルを新調しました。
コッヘルとは鍋のことです。主に山やキャンプで使います。
人気のEvernewのチタンコッヘルです。アルミより薄く作れるので軽いのが特徴ですが、熱の伝導性があまり鍋向きではなく、すぐに焦げてしまいます。汁物やお湯を沸かす程度なら全く問題ありませんが、ついついご飯を炊いてみたくなります。

案の定、盛大なコゲを作ってしまいました。買ってすぐですが、ベテランの風格です。

キネシスプロで歩いてみて (山)

SCARPA キネシスプロGTXを雪の残る低山のトレッキングに使ってみました。
片足で約900gありますのでどっしりと安定感は充分です。足首のホールドも問題ありません。以前の記事にも書きましたが、幅は狭めですので少し甲の部分がキツく感じました。この辺りの感じ方は紐の締め方やソックスでも変化しますが、甲の高い人は合わない可能性があります。
革製なので足先が冷えることは全くありませんが、夏の低山では蒸れやすいかもしれません。
残雪ということでザラメ状の雪もありました。こちらは特に問題なしです。
しかし、凍結したアスファルトや濡れているツルツルした岩は注意が必要です。濡れた岩には、トレイルランニングのシューズの方が滑らない感覚です。
登山靴は慣らしが必要です。足に馴染んだ靴はどんな山道具よりも心強いですし、反対に靴に少しでも不安があると疲れも倍増してしまいます。夏に向けてもう少し歩きたいと思っています。

 

登山靴を新調

デジタルとは全く関係ありませんが・・・。

しばらく山歩きから遠ざかっていましたが、日帰りで写真を撮る機会が増えてきたので、登山靴を新調しました。

15年以上前から使用していた革の重登山靴もありますが、テントを担いで縦走する予定もありません。最初はマメもできて血だらけになったものの、非常になじんでいて、いまでも足にはぴったりです。しかし、片足で1.2kgほどあり、テントを担ぐのでなければ、重すぎる靴となってしまいました。
同じく15年くらい前のASOLOの軽登山靴はだいぶ前に処分してしまいましたので、今回は軽登山靴を中心に探すことにしました。

改めてショップや雑誌をみると、一見革の様に見えても合皮だったり、スニーカーの様な質感でもゴアテックスだったりと、完全に過去のイメージとは違うものが並んでいます。加えて、結構派手です。あまり派手だと、ちょっと歩くかな?程度の旅行のときは履きにくいです。

いろいろ考えた結果、どうしても、革の登山靴に思い入れがあるので、選んだのはSCARPA(スカルパ)のキネシスプロGTXです。

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