「家電」カテゴリーアーカイブ

Pentax K-5 がIIになり、ローパスレスモデルも

Pentaxが新しいデジタル一眼を発表しました。同社APS-Cサイズ最上位機K-5の後継機でK-5 IIです。外観の変化はほとんどありませんが、AFの精度と動体に対する対応が主な強化ポイントのようです。また、ローパスレスのK-5 IIsも同時に発表されました。NikonのD800Eと同様に、ローパスの有無で2モデルの展開です。画素数は約1600万画素に据え置きですが、自然風景などをローパスレスモデルで撮影すると、また違った写真が取れるのでは無いかと思います。

まとまりの良いカメラのK-5には、他社には無い特徴(自動水平補正機能など)もあって今後が気になっていましたが、マイナーチェンジとはいえ後継機の発売はCanon、Nikonに一矢報いるうれしい知らせです。
Canon、Nikonは35mmフルサイズに力を入れていますが、Pentaxには中判モデル645Dがあり、これとの差別化のためにも、今後もAPS-Cモデルに重きを置いていく可能性があります。

便利ズームレンズと超望遠レンズも発表され、元気いっぱいのPentaxです。便利ズームのDA 18-270mmF3.5-6.3ED SDMですが、防塵防滴ではないのかな?と思って資料を見たところ、TamronのOEMの可能性がありそうです。K-30、K-5 IIの特徴を生かすためには防塵防滴レンズがますます増えると良いと思います。(ちなみに今回発表された望遠レンズの方は防塵防滴です。)

冷蔵庫を交換(三菱電機 MR-RX47T-RW)

先日、冷蔵庫を交換しました。約10年前の機種の冷凍庫の冷え具合がどうも弱くなってきたのと、容量の拡大のためが理由です。

新しい機種は三菱電機のMR-RX47T-RWです。驚いたことに、10年前の冷蔵庫に比べ、カタログ上の消費電力はかなり下がって、今までの冷蔵庫の半分以下となりました。

最もよく使う最上段の冷蔵部分ですが、最近の機種はここが観音開きとなっているものが主流です。大きな扉を全部開けてしまうより、半分閉じていた方が内部の冷気を逃がさないので、省エネ効果はありそうです。ただ、こちらの中央部の閉鎖が各社のノウハウのようで、壊れやすいのもこの部分という店員の話を聞きました。

容量は家族構成や使用頻度で決まると思いますが、今回の機種選定で決め手となったのは、「オートクローザー」とよばれる閉じ忘れ防止機構と、「まるごとクリーン清氷」という、自動製氷機の洗える範囲が広いこと、そしてダークウッド色です。このあたりはメーカーによって「ある・なし」という機能なので、必然的に選択肢は絞られてきます。

他にも、この機種では、各個室の冷蔵・冷凍の強弱を個別にコントロールでき、場所によっては完全にオフにできるので、製氷機をしばらくオフにするといった使い方もできます。

三菱電機以外にも、日立、東芝、シャープ、パナソニックと、白物家電においては日本の各社はまだまだ健在です。機能で見ると外国勢には太刀打ちできない細やかさがあります。例えば日立の「真空チルド」なども面白い機能です。

24時間稼働する数少ない家電の1つですから、納得の機種を探すことをお勧めします。そのためには「冷蔵庫が壊れた!」→「電気屋に駆け込む」→「すぐに必要ならこの中から選んでください」→「これでいいや」となる前に、ある程度の年数で次の機種の選定に入ると良いかと思います。

Micro Four Thirdsは本格的なシステムカメラへ

OM-D E-M5は、Micro Four Thirdsに防塵防滴や、より高性能な電子ビューファインダー、強化された手ぶれ補正などが加わりMicro Four Thirdsの使用範囲を大きく広げました。

レンズラインナップも徐々に拡充され、今年中に60mm F2.8の本格的なマクロレンズの発売も予定されています。防塵防滴レンズになるということなので、E-M5(や後継機種、上位機種)との組み合わせを想定したものだと思われます。

そうした中、4/3 rumorの記事によると、フラッシュリングアダプターの発売も予定されているようです。これは、Four Thirdsのアクセサリとして既に発売されているリングストロボ RF-11を、前述の60mm F2.8マクロに取り付けるためのものです。同様のアダプターはZD 50mm F2.0マクロには存在していました。リングストロボは趣味の世界で表現を広げることはもちろん、実用本位の記録写真では必須になる場合があります。システムカメラとして売り出すには、これがないと話にならないという用途もあります。マクロレンズと併せて、システムカメラの完成へまた一歩近づいたといえます。

以前は「マクロのオリンパス」といわれた同社ですから、Micro Four Thirdsの新しいマクロレンズも期待が持てます。F2.0であればなおよかったのですが、今後に期待したいと思います。今後といえば、Four Thirdsでロードマップにはあったものの幻に終わった100mmマクロも首を長くして待っています。

タイマー付きエアコン用リモコン

連日の猛暑日です。外での活動はもちろんですが、室内での熱中症で重症になるケースも報道されています。エアコンを使っていない場合がほとんどのようです。山奥や海辺の一軒家ならともかく、都市部では近隣のエアコン室外機からの温度上昇もありますので、体力の落ちた状態で、日中に扇風機だけで過ごすのは危険です。節電も考え、必要最小限でエアコンを使うようにしたいところです。

多くのエアコンにタイマー機能がありますが、ほとんどが「何時間後にオンまたはオフ」というものです。就寝時に使おうとすると、起床時刻をからタイマーの設定を計算して・・・、という作業が必要で、日によって就寝時刻が異なる場合は、設定の変更が必要です。

この、朝日電器(ELPA)の「タイマー付エアコンリモコン(RC-32AC)」は時計を設定することができます。この時計に合わせて、オンまたはオフの信号を出すことができますので、本来のタイマー機能とは別に、指定した時刻にエアコンを動作させることができます。エアコン本体に設定するわけではありませんので、赤外線の信号が届く位置に置く必要があります。

サードパーティー製の利点として、多くのメーカーに対応していますので、エアコンを買い換えたり、別の部屋で使ったりすることもできます。惜しむらくは、設定が1つしかできないことです。複数設定を記憶できるとさらに便利だと思います。デザインもシンプルで、冷房、暖房などのボタンもわかりやすく配置されています。

Olympus E-7の噂

4 3 rumor に2013年後半にE-5の後継であるE-7が発売(発表?)されるというが掲載されています。

販売店などでOM-Dを触りながらE-5の話をすると、Olympusのジャンパーを着た店員からは「フォーサーズはE一桁だけ残るみたいですねぇ」という話をされたことがあります。

防塵防滴ということでOM-DはE一桁の特徴を1つクリアしたわけですが、他にもE-5にあってOM-Dには無い特徴もたくさんあります。バリアングル液晶、バッテリーの持ち、デュアルスロット、そしてなにより、ファインダーと名玉揃いのフォーサーズレンズのAFのレスポンスです。これらが解決するまではE一桁を継続するというのは会社の状況を考えると、ありがたい限りです。できればボディはPentax K-5程度まで一回り小さくして欲しいですが、そこまでの開発の余裕は無いかもしれません。

撮像素子に関しては、フォーサーズ(マイクロ含む)はサイズに違いは無く、発売時期の違いが性能の大きな比重を占めます。E-1のKodak、E-3、E-5のPanasonicに替わって、OM-Dにはソニー製の素子が採用されました。この素子の評判も上々ということなので、これが採用されるだけでもE-7の価値はありそうです。

Olympusはミラーレスの世界ではPanasonicと並んで人気、シェアともに先行しています。この優位性を手放すこと無く、フォーサーズレンズを融合し、E一桁を発展的に終了できる日を待ちわびています。

電話帳収集?悪質な節電スマホアプリに注意

japan.internet.comの記事(バッテリ節約どころかデータを盗む日本語アプリ「奇跡のバッテリ節約アプリ」))より紹介です。

スマホのバッテリーの持ちの悪さは以前から指摘されていましたが、そこにつけ込む悪質なアプリです。アプリの機能としては、電話帳のデータを送信するだけで、実際にバッテリの節約機能は無い模様です。

昔から、車の燃費改善グッズや、水道の水質改善磁石など、効果のないものを売る商売は存在しました。ただ、コスト以外に損害もほとんどなく、むしろ信じている人にとっては心のやすらぎが得られるという点では他人がとやかく言うことではありません。作っている人が本当に効果があると考えてはいないでしょうから、それなりに悪意はありそうですが、このアプリのように実害につながる要素があると、さらなる注意が必要です。

以前にも書きましたが、スマホには個人を特定できる情報が満載です。電話帳が流出した上で悪用されたとすると、その電話帳に載っている友人知人からの信頼も失うことが考えられますので、くれぐれも注意が必要です。

防衛策としては、電話帳などにアクセスする権限を絶対に与えない、リリース直後のアプリは避ける、有名アプリや有名ブランド、テレビ番組などの名称に惑わされないようにするなど、安易に初見のアプリに飛びつかないようにしなくてはなりません。

Olympus マイクロフォーサーズ OM-D上位機種の噂

あくまでもですが、Olympus マイクロフォーサーズ OM-D上位機種が半年以内に登場とするかもしれません。噂通りフォーサーズレンズがストレス無く動けば、E-5のリプレースも考えたいところです。

オリンパスは、フォーサーズの開発を事実上停止し、マイクロフォーサーズの単焦点レンズや、防塵防滴ボディをリリースしています。防塵防滴ミラーレスは今のところオリンパスのみのラインナップです。他社にはない利点と言うことで、オリンパスもアウトドア関係の雑誌にはOM-Dの広告をバンバン打っています。

防塵防滴のシステムカメラは登山等のアウトドアシーンにはかなり魅力的です。もちろん、中判カメラ以外の山岳写真なんて・・・という意見があるのも承知していますが、軽さもまた魅力です。せっかく景色のいいところに行くのですから、標準ズームだけで無く、魚眼レンズや望遠レンズ、マクロレンズも体力が許せば持って行きたいものです。

この夏、E-5+標準ズーム(14-54mm F2.8-3.5)、広角(9-18mm F4-5.6)、魚眼(8mm F3.5)、望遠(50-200mm F2.8-4 SWD)、マクロ(50mm F2.0)を八ヶ岳で持ち歩きましたが、できれば半分の重さにしたいとつくづく感じました。これらの重さは、テント+シュラフ+マット+αくらいになります。数グラム単位で山道具を選んでいるにもかかわらず、カメラが重いのも考え物です。Olympusにはぜひとも防塵防滴のコンパクトなレンズを充実させてもらいたいと思います。特に、望遠や魚眼など、コンパクトカメラでは対応できないようなところを発売してもらえると、景色の良いところで、「苦労して持ってきて良かったな」という妙な達成感を感じることができます。

カーナビで携帯を充電

Pioneer Carrozzeria 楽ナビ Lite AVIC-MRZ99はUSB接続で、USBメモリやiPod等を繋いで音源にすることができます。USBによる給電が可能ですので、USB-FOMA充電ケーブルなどで携帯電話を充電することができます。

Androidスマートフォンなどではそのまま音源としては使用できませんが、Bluetooth接続などを工夫することで、音源としても使うことができます。

シガーライターよりも配線はスマートにできます。ただし、本来の使い方とは異なりますので、自己責任でご使用ください。

プリンタ(複合機)の置き場所

家庭に置いてプリンタの置き場所は悩み深い問題です。最近の一般的なA4対応の複合機は奥行きが必要になっています。

必要な条件としては、以下のような点が挙げられます。

  • 幅40cm奥行き40cm以上の面積があること。
  • 用紙をセットしたり、スキャナの蓋を開くために上方に空間があること。
  • 電源が取れること。
  • パソコンから接続できること。
  • そこそこ重量があるため、それに耐えられること。

ただし、常に印刷しているわけでは無いことや、できればホコリの少ないところに置きたい、周りに用紙やインクを置きたいということも条件になります。

今回、我が家のベストポジションとして決定したのは、カメラ用ドライボックスの上です。東洋リビングのオートドライシリーズの上がちょうどぴったりと収まりました。プリンタもドライボックスも黒色ということで、美観もそこそこ揃います。PCとの接続はWifiとしましたので、ドライボックスの置き場所に合わせて設置しました。

以前はクローゼットの中に収めていましたが、印刷をする際に開けるため、中が見える状態になること、電源を外部から引き込まなければいけないことなど、解決しなければいけない問題もありました。

使用したドライボックスは東洋リビングオートクリーンドライ「ED-140CDB」です。こちらの収納力も抜群です。当初はもう少し背の低いタイプを予定していましたが、床を専有する面積は変わらないので、大きめがお勧めです。スペースが余ったらメモリカードや、バックアップのHDDなどを入れておいても良いと思います。

スマホのアドレス帳は他人に見られていると思った方がよさそうです

スマホのアプリには様々なモノがありますが、LINEやSkypeなどの従来の電話では無いけど、電話と同じように使えるアプリが人気です。使い方によっては電話以上の便利さがありますので、普通に電話するよりもLINEで連絡を取り合うことの方が多くなったという人もいると思います。通話に料金がかからない(パケットは使いますが、パケット定額の上限まで到達するユーザーにとっては有利)のも普及の理由だと思います。

ただ、最近ではLINEなどのアプリのセキュリティについて話題に上ることも多く、悪用されたら・・・と考えることもあります。特にスマホのデータはPCよりも個人的で、PCほど、データの保存場所や種類に多様性がありません。つまり、どのスマホにも、同じ場所に同じ形式でアドレス帳があり、同じ場所にメールがあり、同じ場所に写真があります。言ってみれば、どの人の家も、同じ間取りで、同じタンスが置いてあり、同じ引き出しに、同じような大事なモノが入っている状態だと言うことです。悪い人に狙われやすいことは間違いなさそうです。

少々長い記事ですが、こちらのコラムはLINEの危険性の現状について比較的わかりやすく解説しているので、興味のある方はご一読をお勧めします。さらに困るのは、自分一人が気をつけていても、友人から流出する可能性も高いと言うことです。「○○さんもこのアプリを利用しています。」というメッセージは、自分と○○さんのアドレス帳が見られ、照合されていることの結果に他なりません。