「家電」カテゴリーアーカイブ

格安SIMは200kbps 980円/月が新しいスタンダードか

イオンやb-mobileが先鞭を付けた低価格SIMですが、ここ半年程で少しずつ速度のアップがなされています。当初は100kbpsで約1000円/月でしたが、今では200kbpsで980円/月というプランが次々登場してきています。高速化のための追加クーポンの有無や初期費用など細かい点はチェックが必要ですが、この「200kbpsで980円/月」というのは新しい価格の基準になりそうです。2台目のスマホに入れたり、たまに持ち出すタブレットに入れても良いかと思います。

こちらの「月額1000円以下でスマホのパケ定が使える!格安SIM MVNO10社まとめ – My Linux Diary」でわかりやすく一覧表になっています。

ブラザーのFax無償点検

ブラザーが猫の尿が繰り返し製品にかかることに起因する焼損事故に対して、Faxなどの無償点検をするという記事を読みました。(ブラザーの発表はこちら

家庭用のFaxですから、猫が周りにいることがあるとは思いますが、ここまで対応をしないといけないのかと思い、少々驚きました。社内でも賛否があったのだとは思いますが、点検にかかるこのコストは、巡り巡ってこれからの商品の売り上げで回収することになります。

家庭用や小規模なオフィスでFaxを導入する際にはブラザーをまず候補するでしょう。間違いなくトップシェアです。それだけのシェアがあるからこそ、無償点検ができるのか、これだけサービスを充実させてきたからいまのシェアなのか、おそらくその両方なのでしょうが、いままでに無かったケースだと思いますので、今後の同社、そしてその他のメーカーの対応が気になります。

久しぶりにブラザーのサイトを見たところ、中小企業向けFaxのベストセラーFAX-2810はいつの間にかFAX-2810Nになっていました。Fax専用機に迷ったらこれ一択です。

無償点検の話題も、もしかして、こうやってサイトを見させるための話題作りかもしれません。

新幹線ミュージックチャンネル廃止

2013年3月ダイヤ改正で東海道山陽新幹線ミュージックチャンネルが廃止されました。

グリーン車ではイヤホン持参、普通車ではFMラジオ持参で音楽、ラジオ等、数チャンネルを聞くことができました。携帯音楽プレーヤー全盛の昨今では、音楽のニーズもなさそうですし、ニュースをラジオで聞くよりも、スマホで検索した方が便利になってきましたのでサービスの終了は時間の問題だったと思います。東海道新幹線ならインターネットもつながりますし、山陽新幹線区間でも、携帯、スマホならトンネル外で十分実用になります。パソコンやタブレットを持ち込んで作業をしたり時間をつぶす人も増えました。地上を走る新幹線では、数年前に急に必要性が低下したと思われます。

国鉄時代からのサービスですので、今までよく継続していたとも思います。最新のN700Aにも設備そのものはあるようなので、今後、グリーン車のイヤホンジャックは、昔の国鉄型車両の窓枠の下にあった灰皿の跡や栓抜きのような存在になるのかもしれません。

航空機ではこうしたサービスは以前よりも充実していて、今では個人のディスプレイにオンデマンドで音楽、映像、ゲームが配信されるようになっています。電子機器の使用に制限がありますし、航空機内でのインターネット接続は始まったばかりですので鉄道とは状況が違いますが、いずれは変わるのではないかと思います。

昔、こちらも無くなった「見えるラジオ」を片手に新幹線に乗って、ミュージックチャンネルで落語を聞いたことを思い出します。

Huawei U8510をルート化したらバッテリーが段違いに持つ

以前 Huawei U8510のルート化をしてみたという記事を書きました。その後しばらく使ってみたところ、バッテリーの持ちが段違いになりました。特に、待機中の消費電力が格段に違うようで、以前はほとんど使わなくても1日1回の充電、少し使ったときは半日に1回というペースで充電していました。しかし、ルート化後は、ほとんど使わなければ2日以上、そこそこつかっても1日は持つようになりました。

Androidスマートフォンには数々のプリインストールアプリがあり、アプリを削除できないばかりか、タスクを消してもすぐに復活してくるものがかなりあります。これらがメモリを喰いながら通信しますのでバッテリーがなくなって当たり前です。ルート化をすることで、プリインストールされているアプリをそもそも減らすことができまので、かなりピュアな状態で起動することができます。

ルート化は自己責任で行う必要がありますが、携帯キャリアに紐付いていないようなAndroid端末を選ぶ際には、ルート化が可能な機種かどうかも大きな違いになります。

ロータリースイッチを使って全結線オーディオ切り替え機を作る

iPodやBluetoothなどが増えてきて、オーディオアンプの入力端子が足りなくなりました。あまり使わなくなったMDを外しても良いのですが、Line入力を増やすために切り替え機を作りました。
RCA端子の切り替え機は「AV切り替え機」として市販のものもありますが、プラスチックの筐体が多く、ちょっと高級感に欠けます。オーディオの脇で置ける場所も限られているのでサイズもぴったりのものが欲しくなりました。せっかくなので作ってみることにしました。

切り替えと言えば、ロータリースイッチが単純でかっこよさそうです。アルプス電気のSRRN134300というスイッチが良さそうだったのでこれを元に組み立てました。スイッチは贅沢に1チャンネルで2回路、左右2チャンネルで4回路使います。このスイッチは4回路3接点ですので、3入力1出力(またはその逆)の切り替え機ができます。グランドを使えば端子数は半分で済みますが、やりたかっただけです。グランドを使わないので、切り替え時のノイズは増えるかもしれませんが、それほど頻繁に切り替えるわけでもありませんし(それならそもそもいらないという話もあります。)、高いオーディオを使っているわけでもありませんので気にしないことにしました。

他にはスイッチに取り付けるツマミ、RCAのコネクタ(高級感を出すために金メッキ)、ケース、配線を用意しました。
オーディオセレクタ 部品 続きを読む ロータリースイッチを使って全結線オーディオ切り替え機を作る

FlashAirではひとつずつしかファイルの保存ができないのでVBScriptでまとめて転送

前回も書きましたが、東芝のFlashAirはファイルの転送をまとめてすることができません。ただし、FlashAirそのものはSDカードの形をした無線LANのhttpサーバなので、受信側で工夫をすると、まとめてコピーをすることができます。今回は「自由区☆彡」さんのブログに掲載されているスクリプトを利用させていただきました。

スクリプトとしては、htmlの中から、ファイル名を取りだして、ダウンロードするというものです。ローカルに同名ファイルある場合は上書きはしません。

改良点(自分仕様)としては、以下の3点です。 続きを読む FlashAirではひとつずつしかファイルの保存ができないのでVBScriptでまとめて転送

FlashAirは画像をまとめて保存できない(Eye-Fiとの違い)

東芝から発売されている無線LAN機能付きのSDカード「FlashAir」を使ってみました。

似たような商品としてはEye-Fiがあります。FlashAirの方が後発です。しかし、コンセプトに多少の違いがあり、Eye-Fiは専用プログラムに任せて転送を行うタイプ、FlashAirは無線の親機として、端末(PC、タブレットなど)からアクセスするタイプです。

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Kodakからデジカメ復活?

Kodakがマイクロフォーサーズ機「Kodak S1」を発表 – デジカメinfo

フォーサーズはコダックのセンサーからスタートしました。そう考えればそれほど不思議なことではありませんが、どうやらカメラはオリンパス Pen風、センサーはソニー製という噂です。

富士フイルムのように時代に合わせた転進(転身?)ができなかったKodakは2012年に米国破産法の申請をしました。今回のカメラも、Kodakというブランド名を用いた台湾のメーカーによる設計、製造のようです。

コダックブルー復活かと思いましたが、どうやらそこまでの期待は持たない方が良さそうです。

CCD全盛の頃にはKodakも元気でしたが、徐々にCMOSに切り替わるとともに市場からフェードアウトしていきました。フィルム全盛の頃はKodakがこのようになるとは思ってもみませんでした。

前世紀のあの頃、コダックの黄色、富士の緑、サクラの青は写真好きのおじさんの机にたくさん散らばっていました。3色ともそれぞれは原色で鮮やかですが、いくつか集まって不思議と机の風景の一部になっていました。フィルムケースを小物入れによくもらっていましたが、黒くてフタが少しルーズなコダックのそれをよく覚えています。その後自分でカメラを持つようになってからも、フィルムをカメラにセットするときに、鮮やかな光沢の黄色いパトローネが黒いカメラの内部によく映えていたのを思い出します。

HUAWEI U8510のルート化

Androidスマートフォン、HUAWEI製U8510のルート化をしたのでメモです。インターネット上で先人たちの教えに従って行いました。ルート化は失敗すると起動しなくなる(再起不能いわゆる文鎮化する)こともありますので、くれぐれもご注意下さい。

  1. Android SDKをダウンロードします。
    インストーラはありません。展開するとadt-bundle-windows-x86_64などとフォルダが出てくるので、こちらをCドライブ直下に配置します。SDK-Manager.exeを実行して、「Google USB Driver」にチェックを入れて追加インストールをします。
  2. JDKをダウンロードし、インストール最新版をインストールします。上記ページのJava SE 7u10のJDKのDownloadからラインセンスに同意して、Windows x86 (jdk-7u10-windows-i586.exe)またはWindows x64 (jdk-7u10-windows-x64.exe)あたりをダウンロードして実行します。
  3. Pathを通します。
    Pathとは、MS-DOS時代からありますが、OSにコマンド(プログラム)のありかを設定するものです。通常はプログラムを実行するために、ディレクトリとコマンド名を指定しますので、コマンドがその場に無いとエラーになりますが、Pathを通してあると、そのディレクトリを探しに行きますので、ディレクトリの指定無しでコマンドを実行することができます。
    設定方法は「コントロールパネル」-「システムの詳細設定」-「詳細設定」-「環境変数」の下半分にある「Path」を編集します。既にいくつかディレクトリが設定してある場合は、;(セミコロン)で区切ります。今回はAndroid SDKのパスである「C:\adt-bundle-windows-x86_64\sdk\platform-tools;C:\adt-bundle-windows-x86_64\sdk\tools;」とJDKのパスである「C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_10\bin;」と設定しました。
  4. HUAWEI Android Phones USB Driverをダウンロードします。
    わずか7.8MBですが、サーバーの都合か、恐ろしく時間がかかりました。焦らずじっと待ちます。1でインストールしたGoogle USB Driverと機能的には重なりますが、HUAWEI製のものでないと認識しませんでした。インストールするとDriverToolsというおおざっぱな名称のプログラムがでてきますので、実行します。進捗が100%になるとウィンドウは消えます。
  5. USBデバッグを有効にします。
    通常、AndroidスマートフォンはPCとUSB接続をすると、USBマスストレージとして認識されます。しかし、PCから操作するので、USBデバッグモードで接続をする必要があります。U8510の「設定」-「アプリケーション」-「開発」-「USBデバッグ」のチェックボックスを有効にします。4.で挙げたドライバーが入っていれば、「Android Composite ADB Interface」として認識されます。
  6. Automatic Root Enablerをダウンロードし、実行します。
    ここまでうまくいっていれば、グレーの画面に以下のように表示されます。左上にカーソルが点滅するだけだったり、「server not running」とで手しまう場合は、4.と5.の手順を確認してください。
    Automatic Root Enabler HUAWEI U8510 実行中
  7. U8510が再起動します。以下の画面が現れたら完了です。Automatic Root Enabler HUAWEI U8510 ルート化完了

 

 

Olympus E-5の後継は小型化されるらしい

クリスマスなので、サンタクロースにE-7をお願いする妄想をと思いましたが、希望的観測を。

デジタルカメラマガジン 2013年1月号のインタビュー記事によるとOlympus E-5の後継はE-5とOM-D E-M5の中間のサイズになるらしいです。詳細は発表まで秘密ということですが、開発は行っているようです。 続きを読む Olympus E-5の後継は小型化されるらしい