USBの裏表、「どっちもUSBメモリー」と「どっちもハブ」


デスクトップPCの後方のUSBコネクタ(Aタイプ)で裏表を間違えるとイライラします。特にATXのオンボードのUSBはUSBコネクタを縦に差すので、ややこしさ倍増です。また、抜き差しの機会の多いUSBフラッシュメモリも、裏表をしっかり把握しておかないと、間違えてしまいます。

Buffaloから発売されている2種はそんな裏表どちらでもさせる構造のハブとフラッシュメモリです。コネクタ内部の構造に工夫がしてあり、確かに便利なのですが、耐久性が気になります。メーカーもその部分を特に注意したと言うことなので通常の使用では問題ないと思いますが、フラッシュメモリでコネクタが壊れると、保存してあるファイルにアクセスできなくなってしまいます。フラッシュメモリの発売はハブの発売から数ヶ月遅れていますので、データなどに影響の少ないハブを先に発売して様子を見ていたのかもしれません。

この先他のメーカーからも類似のものが出てくるかもしれませんが、コネクタの耐久性には注意した方が良いと思います。USBの構造として、4本ある電源、信号線をコネクタの半分を占めるプラスチックの板の上に載せ、それをお互いのコネクタで押しつけ合ういう形態です。これにはある程度の応力がないと、接触が保たれません。この部分を薄くして、両方に信号線を持たせたのが今回の商品の特徴ですので、応力で歪んでくると、接触不良、さらにコネクタの破損が考えられます。

USBのBコネクタは頻回な抜き挿しは想定していないにせよ、さらに始末が悪くなっています。コネクタ部分は台形ですが、把持する部分はほぼ正方形なので、適当に挿すと、3/4ではずれです。

シリアルバスになって信号線の数も激減したのですから、イヤホンジャックのように、向きに関係の無い構造にできないものかと思います。

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