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Buffalo AirStation WHR-HP-G54の設定画面はIEで崩れる

古い機種ですが、Buffaloの無線LANルータAirStation WHR-HP-G54の設定画面をIE9で表示するとレイアウトが大きく崩れます。

ファームウェアのアップデートで対応できるかなと思いましたが、2008年の1.43から更新はなく、IE9だけでは、現実的には設定は不可能な状態です。一方で、ChromeやFirefoxでは崩れません。

ネットワーク関連の機器はブラウザで設定できるようになっていることが多いので、このように表示が崩れると設定の変更が困難になります。崩れ方が大きいので、設定はChromeやFirefoxを使用するしかありません。IE9では不可能です。

IE以外のブラウザのダウンロードができない状態(インターネットの接続前など)では、かなり困った状況になります。ビジュアル的にモダンな設定画面もよいのですが、シンプルなHTMLで設定画面が作られていた方がトラブルは少ないと思います。

Advanced System Protector ???

知人がAdvanced System Protectorなるセキュリティソフト(有料版)を導入したところ、今までの数倍の数のエラーを修復してくれるようになったと言っていました。きわめて抽象的なソフト名ですが、あまり聞いたことがなかったので、検索してみましたが、どうやら、あまり評判がよくないソフトのようです。ネット上で出てくるのは、有料版を買わせようとする、不安を煽るソフトなどという書き込みが多数見られました。

さらにMicrosoft Partnerなんとかというロゴまで表示させる手際の良さで、まさに「消防署の”方”から消火器の点検に・・・」のパソコン版です。このロゴは、Microsoftに会費を納めることで標榜することができ、決してMicrosoftが認めたソフトだとか、性能が良いソフトなどという証ではないと言うことです。Microsoft Answersにも同様の書き込みがありました。

しかし、消火器が多少割高でも、配達・設置の労力と十分な消火器の品質があれば、それはそれで意味があると思いますが、このソフトに関しては性能も不十分という意見も散見されました。

開発元のSystweak社で検索したところ、同社製のRegClean Proというソフトに関してはIPA (独立行政法人情報処理推進機構)でも具体名を挙げて注意喚起していました。フリーソフトなどに付属してくる場合が多いようです。

セキュリティソフトの性能に関しては一般ユーザーは比較のしようが無く、「エラーを検出、正常に処理しました」と定期的に言われれば、なんとなく働いているのかなと感じてしまいます。McAfeeでは、「偽のセキュリティ製品の見分け方」というPDFを公開しています。McAfeeやIPAは信じて、Systweakは信じないのかという意見もあるかとは思いますが、参考にどうぞ。

ログイン画面から特定のユーザーのアイコンを消す(Windows7)

Windows7のログイン画面(ようこそ画面)には普段は使わないユーザーも表示されます。たとえば、外部からアクセスするためだけに作ったユーザーアカウントも表示されてしまいます。

ログイン画面から特定のユーザーを表示させないようにするためにはレジストリの以下のキーを捜します。

「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\SpecialAccounts\UserList

Winlogon以下にこのキーがない場合もありますので、必要があればキーを作成します。
例として、ユーザーabc,ユーザーdef,ユーザーghiがあり、ghiを表示させないようにする場合は、UserListキーの中にDWORD値(32ビット)を作り、値の名前をghi、値を0とします。逆に表示させるユーザーアカウントは値を1とします。

このようにすることで、必要なユーザーのみをログイン画面に出すことができます。ただし、ログイン画面はもちろん、コントロールパネルのアカウントの管理からもアイコンが消えます。変更や削除するために再表示する場合は、レジストリの値を1に戻す必要があります。

レジストリの扱いには十分注意してください。場合によってはWindowsが起動しなくなる場合があります。

2.5 inch HDDの話題2つ

2.5inch HDD 1TBの値段が着々と下がり、7000円を割り込むようになりました。タイの洪水前にSamsungのHN-M101MBBが7000円を切っていましたが、ようやくその水準になりました。ただし今回は東芝のモデル(MQ01ABD100)のほうが値下がりが大きいようです。バックアップストレージとしてさらに値下がりが期待されます。

また、15mm厚ながら、2TBのモデルもドライブのみで流通し始めたようです。1TBの時も当初は12.5mm厚からの発売でした。

今回流通し始めたモデルはWesternDigitalのWD20NPVTで、おそらく1TBモデルのプラッタ枚数を増やした形の製品だとは思います。消費電力は、1TB 9.5mm厚モデルのWD10JPVTが1.4Wであるのに対してWD20NPVTは1.7Wです。

気になるのは、データシートの電流の項目で、1TB 9.5mm厚モデルのWD10JPVTは0.9A(5VDC)となっていますが、WD20NPVTは1.0A(12VDC)となっています。SATAの電源コネクタには3.3V,5V,12Vが供給されていますが、USBは5Vです。もし12V駆動だとすると、USB電源のみの駆動は厳しいかもしれません。ただ、以前からUSB接続で電源供給もUSBからというポータブルHDDはWDやBuffaloから発売されています。問題なく5Vで動くのか、何らかの昇圧回路が含まれているのか詳細は不明です。WDのポータブルHDDの中身は一般的なSATA HDDではなかったという情報もあります。

2TBのモデルはまだまだ価格は高く、容量あたりの単価でも1TBのモデルよりも割高です。

SRTSPL64.SYSによるブルースクリーン表示

PC起動後、1,2分ほどでブルースクリーンが発生し、再起動に陥るという事態が発生しました。再起動後も同様の現象を繰り返します。ブルースクリーンで表示されるメッセージによると、原因はSRTSPL64.SYSだと主張していましたので調べてみました。

参考にしたのはこちらこちらの2つのページです。

SRTSPL64.SYSはSymantecのセキュリティに関わるファイルで、当該PCは、Windows 7 64bitで、Symantec Endpoint Protection(11.0)がインストールされています。PC起動後、HDDのアクセスが続き、Endpoint Protectionの保護が有効になるまでの時間は通常通り?動作します。Endpoint Protectionはタスクトレイに黄色い盾のようなアイコンを表示しますが、保護されていない状況ではそのアイコンの右下に赤いマークがつきます。そのマークが消える頃になるとブルースクリーンがでますので、やはり、Endpoint Protectionの実行時に問題が出ているようです。

対処方法は上記ページに従って以下のようにしました。

  1. セーフモードで起動(起動時にF8)
  2. スタートボタンの「プログラムとファイルを検索」の欄にmsconfigと入力し実行
  3. 上部の「スタート」タブから、Symantec Security Technologies のチェックボックスをオフ
    (この時点で一度再起動を試みるも当初と状況変化無し)
  4. 再びセーフモードで起動
  5. msconfigの「サービス」タブから、Symantecとついているものが4つあったので全てオフ
  6. 再起動後にEndpoint Protectionが立ち上がっていないことを確認
  7. Endpoint Protection をアンインストール

これでブルースクリーンは解消しました。参考にしたページでは、msconfigのスタートタブの設定を変更したことで解消していますが、今回はサービスの停止も行う必要がありました。また、セーフモードでEndpoint Protection のアンインストールはできないようになっています。

再起動後に確認したところ、当該PCには別のセキュリティソフトも入っていました。今回のエラーもEndpoint Protectionの不備ではなく、こちらとの兼ね合いも考えられますが検証はしていません。

プリンタ(複合機)の置き場所

家庭に置いてプリンタの置き場所は悩み深い問題です。最近の一般的なA4対応の複合機は奥行きが必要になっています。

必要な条件としては、以下のような点が挙げられます。

  • 幅40cm奥行き40cm以上の面積があること。
  • 用紙をセットしたり、スキャナの蓋を開くために上方に空間があること。
  • 電源が取れること。
  • パソコンから接続できること。
  • そこそこ重量があるため、それに耐えられること。

ただし、常に印刷しているわけでは無いことや、できればホコリの少ないところに置きたい、周りに用紙やインクを置きたいということも条件になります。

今回、我が家のベストポジションとして決定したのは、カメラ用ドライボックスの上です。東洋リビングのオートドライシリーズの上がちょうどぴったりと収まりました。プリンタもドライボックスも黒色ということで、美観もそこそこ揃います。PCとの接続はWifiとしましたので、ドライボックスの置き場所に合わせて設置しました。

以前はクローゼットの中に収めていましたが、印刷をする際に開けるため、中が見える状態になること、電源を外部から引き込まなければいけないことなど、解決しなければいけない問題もありました。

使用したドライボックスは東洋リビングオートクリーンドライ「ED-140CDB」です。こちらの収納力も抜群です。当初はもう少し背の低いタイプを予定していましたが、床を専有する面積は変わらないので、大きめがお勧めです。スペースが余ったらメモリカードや、バックアップのHDDなどを入れておいても良いと思います。

Planex MZK-RP150をコンバーターモードで使う場合のメモ

ポータブルWiFiルータ、Planex MZK-RP150をコンバーターモードで使う場合のメモです。有線LANのみの機器をコンバーターモードで無線LANに接続することができます。

なかなか思うように行かなかったので設定の手順のまとめです。以下、本体とはMZK-RP150のことです。 続きを読む Planex MZK-RP150をコンバーターモードで使う場合のメモ

Evernote Clearly (Firefox アドオン)

Webページの印刷は画面のイメージのままがよい場合と、装飾などを省略したい場合があります。以前紹介したFirefox用アドオンのPrint Editではページの要素に対して、それぞれ印刷するしないを選択する方法でよりスマートな出力をするものでした。
一方でこちらのEvernote Clearlyはワンボタンで余分な要素を削除するアドオンです。動きもわかりやすいので、広告などを省略して印刷したい場合にお勧めです。こちらもFirefox用のプラグインです。

USBの裏表、「どっちもUSBメモリー」と「どっちもハブ」

デスクトップPCの後方のUSBコネクタ(Aタイプ)で裏表を間違えるとイライラします。特にATXのオンボードのUSBはUSBコネクタを縦に差すので、ややこしさ倍増です。また、抜き差しの機会の多いUSBフラッシュメモリも、裏表をしっかり把握しておかないと、間違えてしまいます。

Buffaloから発売されている2種はそんな裏表どちらでもさせる構造のハブとフラッシュメモリです。コネクタ内部の構造に工夫がしてあり、確かに便利なのですが、耐久性が気になります。メーカーもその部分を特に注意したと言うことなので通常の使用では問題ないと思いますが、フラッシュメモリでコネクタが壊れると、保存してあるファイルにアクセスできなくなってしまいます。フラッシュメモリの発売はハブの発売から数ヶ月遅れていますので、データなどに影響の少ないハブを先に発売して様子を見ていたのかもしれません。 続きを読む USBの裏表、「どっちもUSBメモリー」と「どっちもハブ」

PFUの楽2ライブラリ Smartモニタープログラム

PFUのドキュメントスキャナ S1500などを利用して文書を管理する楽2ライブラリシリーズの最新版のモニタープログラムが行われています。

iOSとの連携を前面に出していますので、気になる方はこちらから参加してみてください。

PCのライブラリに保存してあるファイルをキャビネットバインダにまとめるという管理の方法になっています。ファイル単位での操作と若干感覚が異なるので、慣れるのに時間がかかるかもしれません。

さらにiPadなどにwifiで転送できるのですが、バインダごとに、「iOSアプリケーションへエクスポート」という処理をせねばならず、変換にも時間がかかります。時間がかかるのは致し方ないとも思いますが、iPadからもPCのキャビネットを閲覧し、転送できるとよいかなと思いました。