Coreserver (XREA) で WordPress を SSH インストールするときのメモです。特殊な点はあまりなく様々なところに載っていますが、自分なりに残しておきたい点もあるので書きます。独自ドメイン想定でWoredpress本体は、example.com/wordpress/に置きます。
- ドメインのDNS設定
DNSの設定はいつでもできますが、反映されるのに時間がかかるので、先にやっておくと良いと思います。
任意のドメインを取得し、DNS設定をCoreserverに向けます。
value-domainであれば、「DNS設定」の欄を以下のようにします。a @ xxx.xxx.xxx.xxx
ipアドレスは借りているサーバーに合わせて読み替えてください。@はwwwなどのサブドメインなしを示します。これで、example.comへ接続する場合、value-domainのDNSサーバーがレンタルサーバーのipアドレスを示すことができ、アクセス可能になります。
- ドメインウェブの設定
DNSで振り分けられたアクセスをレンタルサーバーで処理するための設定です。ここからはCoresreverの管理画面で行います。「ドメインウェブ」のsub1から続く欄の左側にexample.comと入力し、「ドメイン設定」ボタンを押します。このとき、先のDNS設定が正しいかどうかチェックされますが、設定から数分では反映されないことが多いので、間違いなければ「すべてのドメインでAレコードのチェックを行わない(強制設定) 」にチェックを入れてボタンを押します。
設定すると、example.comというディレクトリがpublic_html下に作成されます。
このexample.comというディレクトリに置いたファイルがexample.comにアクセスすることで表示されます。 - データベースの設定
Wordpressで使用するMySQLのデータベースを作ります。同じくCoreserverの管理画面から、「データベース」で2つ目以降の空欄にデータベース名(exampleなど)、パスワードを適宜設定し、文字コードはUNICODEとし、後でわかりやすくするために、備考欄に「example.com、wordpress用」などとしておきます。 - sshのアクセス設定
sshというコマンドラインでアクセスするため、「ホスト情報登録」メニューからssh登録ボタンを押します。Coreserverではセキュリティ対策のため、登録したホスト以外からはssh接続できないようになっています。 - ssh接続
RLoginなどのターミナルソフトでログインします。
(詳細省略) - wordpressダウンロード
ログイン直後は、ユーザーのホームディレクトリにカレントディレクトリがあるので、example.comに移動します。cd public_html cd example.com
wgetでダウンロードします。ダウンロード先はwordpressのホームページのzipファイルのアドレスをコピーします。httpsの接続でホスト名の問題が出ることがあるので、–no-check-certificateオプションを付けます。
wget https://jp.wordpress.org/wordpress-4.7.2-ja.zip --no-check-certificate
- 圧縮展開
zipファイルを展開します。unzip wordpress-4.7.2-ja.zip
lsコマンドなどで確認しますが、wordpressディレクトリが作成され、必要なファイルが展開されます。
あとはブラウザからhttp://example.com/wordpress/にアクセスし、データベースなどの設定をウィザードに従って入力するだけで、設定は終わりです。
ローカルでzipファイルを展開してアップロードしても同じことができますが、細かいファイルがたくさんあるので、こちらのほうが、確実に処理できます。
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