ウォールストリートジャーナル日本版の記事によると、「Facebookは広告の効果を上げるため、小売り会社が会員のプロファイルに載った電子メールアドレスや電話番号、さらには会員のネットサーフィングの癖に基づき、ターゲット広告を配信するのを試験的に認め始めている。」ということです。
9億人の利用者がいると言われるFacebookですから、情報量も膨大なものになると思います。一方で、利用者個人とひも付けされたかなり個人的な情報が保存されています。加えて「友人」のつながりからも広告のターゲットに利用できる情報もありそうです。GoogleのGmailなどは既にメールの内容によって表示する広告が選ばれるようになっています。
個人情報の利用には各国で様々な規制があり、すぐに全ての情報が利用されるとは思いませんが、他人のサーバーを利用している以上、ある程度の覚悟は必要です。一度アップロードした情報は本質的には消去できません。