自動車用の電装品のスイッチとして、他の装置と連動させたい場合にリレーを使う場合がありますが、連動させる信号の電力が小さい場合はうまくいかないことがあります。
バック信号に連動して後方確認用カメラの電源を入れるため、入手しやすいエーモンのリレー(1586 コンパクトリレー)を使ってみましたが、用意した信号線は、リレーを動作させるほどの電力がなく動作しなかったので、パワーMOS-FETを使って工作してみました。
使用したパワーMOS-FETはオムロンのG3DZ-DZ02Pです。
端子が4つありますので、1番にグラウンド(車の場合はボディアース)、3番に信号線(今回はバック信号)、5番に電源(バッテリー直接や十分な電力のあるACC電源など)、7番に動作させる機器(この場合はカメラ)のプラス、動作させる機器のマイナスはボディーアースとします(5と7は逆も可)。
動作させる機器の電流は2Aまで対応です。
DIYは自己責任でお願いします。車のバッテリーなどを用いた工作は火災などを引き起こす可能性がありますので、くれぐれもご注意下さい。