東海道新幹線ネット予約・IC乗車サービスに追加された「プラスEX」サービスの注意点


普段の話題とは異なりますが、今回は東海道新幹線の予約に関する新サービスの話題です。

2012年10月9日より、JR東海から東海道新幹線ネット予約・IC乗車サービスに「プラスEX」サービスが追加されます。
すでに、同様のサービスとして、JR東海、JR西日本からEX-IC エクスプレス予約が提供されています。

一見非常に似たサービスですが、細かい差異があるようなので、わかる範囲でまとめてみました。

まずは従来のEX-IC エクスプレス予約についてです。ご存知の方も多いと思いますが、次のようなメリットがあります。

  • 東京~博多間の東海道山陽新幹線を携帯電話やウェブで予約
  • 号車、席番が選択可能
  • 通常の特急券より安価(指定席料金程度)
  • 予約の変更が無料(ただし3ヶ月先まで)
  • 3日前に条件を満たす列車で割引(IC早特)
  • ポイントプログラムでグリーン車へのアップグレード
  • チケットレス乗車も可能

逆に、制約・条件としては以下のようなものがあります。

  • JR東海(エクスプレス・カード)またはJR西日本(J-WESTカード)のクレジットカード(年会費1,050円)への加入が必要(条件付でJR東日本のビューカードでも可能)
  • 在来線との特急料金の乗継割引が適用されない。
  • 往復割引は適用されない

次に、今回発表されたJR東海「プラスEX」サービスについてです。「プラスEX」サービスはおおむね上記のエクスプレス予約のサービスを踏襲したものですが、最大の特徴はJR東海またはJR西日本のクレジットカードに加入せずに、手持ちのクレジットカードを利用することができるという点です。年会費としては525円が設定されています。

しかしながら以下のような制限や欠点もあるようです。

  • 登録できるクレジットカードが決まっている。
  • 東海道新幹線(東京~新大阪)に限られる。
  • EX-ICよりも運賃・料金が高い。
  • ポイントプログラムがない。(ウェブ上で確認できませんでした。)

気になるのは2番目、3番目です。
2番目に関してはJR西日本との関係で今後解消される可能性はあります。EX-ICもまずは東海道新幹線のみでしたが西日本に拡大された経緯があります。
料金が高いということは利用頻度によっては年会費の差額525円はすぐに逆転してしまいます。主な区間を運賃ナビで調べてみたので一覧表にしました。

東海道新幹線:きっぷ・EX-IC・プラスEXの比較
東京 新横浜 静岡 名古屋 京都
新横浜  2,870
 2,160
 2,470
静岡  6,180  5,440
 5,470  4,930
 5,980  5,240
名古屋  10,780  10,150  6,180
 9,830  9,200  5,670
 10,380  9,750  5,980
京都  13,520  12,890  9,950  5,640
 12,470  11,840  9,200  4,690
 13,020  12,390  9,750  5,240
新大阪  14,050  13,730  10,580  6,380  2,930
 13,000  12,680  9,830  5,430  2,220
 13,550  13,230  10,380  5,980  2,530

上段:きっぷ(普通運賃+通常期の特急料金)
中断:EX-IC
下段:プラスEX
料金については2012年9月時点、EX-IC運賃ナビプラスEX運賃ナビを参考にしました。誤りがある可能性もありますので、ご確認をお願いします。

このようにしてみるとプラスEXのメリットは、クレジットカードの新規入会がいらないということのみといってよいかと思います。ひとつのカードにポイントなどを集めることはできますが、ビックカメラスイカカードや楽天KCカードなど、いわゆるポイント集めがおいしいカードは今のところ対象外になっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

SPAM防止のため数字と漢数字の算数の計算をお願いします。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.