東芝から発売されている無線LAN機能付きのSDカード「FlashAir」を使ってみました。
似たような商品としてはEye-Fiがあります。FlashAirの方が後発です。しかし、コンセプトに多少の違いがあり、Eye-Fiは専用プログラムに任せて転送を行うタイプ、FlashAirは無線の親機として、端末(PC、タブレットなど)からアクセスするタイプです。
東芝から発売されている無線LAN機能付きのSDカード「FlashAir」を使ってみました。
似たような商品としてはEye-Fiがあります。FlashAirの方が後発です。しかし、コンセプトに多少の違いがあり、Eye-Fiは専用プログラムに任せて転送を行うタイプ、FlashAirは無線の親機として、端末(PC、タブレットなど)からアクセスするタイプです。
Eye-FiはSDカードに無線LAN機能を内蔵したものです。従来から指定したパソコンに撮影した画像を転送する機能はありますが、「X2」の特徴はダイレクトモードです。これはiPadなどのタブレット端末、スマホ端末に撮影した画像を転送する機能です。
詳細はITmedia Mobileのこちらの記事などを参考にしていただくとして、個人的な感想です。
ダイレクトモードはEye-Fiカードを無線の親機の様に機能させ、そちらにiPadなどを繋ぎます。アプリを起動した状態で接続するとまずまずのスピードで転送が始まります。気になる点は、iPadはEye-Fiカードと接続するため、WiFiからは切り離されます。そのため、転送を開始する際に、アクセスポイントをEye-Fiカードに変更する必要があります。転送後、再度Wi-Fiに接続したい場合は、Eye-Fiの電源(カメラの電源)を切るか、明示的に別のアクセスポイントに接続し直すという作業を行います。つまり、iPadなどをEye-Fi画像閲覧専用とするか、インターネットなどは3G経由で行うなどの工夫か妥協が必要です。
iPadとPCのEye-Fi Center(Eye-Fi専用アプリ)をペアリングすることで、iPadに転送された画像をPCに再度転送することもできますが、iPadをEye-Fiのネットワークから、Wi-Fiにつなぎ直さなければいけない点は同様です。
しかしながら、撮った画像をタブレットの大きな画像ですぐに見られるというのは便利です。屋外などで写真を撮って、自分以外の人に確認してもらうなどといったシチュエーションでは大活躍だと思います。