その昔、ICQというソフトがありました。 イスラエル製のソフトです。
MSNメッセンジャーやYahooメッセンジャー、そしてSkypeの元祖といえると思います。常駐型、オンライン・オフライン表示、 チャットなど、細かい使い勝手はまだまだでしたが、まさに画期的なソフトでした。手書き風のアイコンが懐かしいという方も多いと思います。
当時のテレホーダイ開始時刻の午後11時を過ぎると、徐々に赤い花のオフライン表示が緑のオンライン表示に変わったものです。メッセージがあると、「カッコー」と派手に鳴り響き、すぐに気がつきます。相手のIPアドレスも表示できたので、ゲームで対戦をするのにはもってこいでした。
調べたら1996年のソフトだそうです。97-98年ごろには使っていた記憶があります。もう15年も経んですね。当時のPCはPentium Proでした。
それまでは、パソコン通信からの延長で、メールも掲示板もホームページも完全に非同期の通信でした。そこへ突然、「誰々は、今パソコンに向かっています」ということがわかるソフトが登場しました。
素人ながら、ICQは常時接続によるパラダイムシフトを感じるソフトでした。