今回もAsus N550JVについてです。プリインストールされているWindows8から8.1にバージョンアップして使用しています。
無線LANのトラブルで再起動に時間がかかることに関しては、ドライバの更新で解決しましたが、今度はBluetoothに関して少々不具合が出ました。BluetoothはドライバによるとQualcommのAR3012という型番の物が搭載されているようです。前回の反省から、ドライバはAsusのダウンロードページから全て最新の物をインストールしていました。Bluetooth関連はIntelのものとQualcommのものがダウンロードできたので、両方をインストールしてありました。今から思えばこれが失敗の原因でした。IntelのものはN550JVの2機種あるうちのもう一方のためのものだったのかもしれません。
Bluetoothのデバイスをペアリングしたのですが、うまくつながらず、あげくに設定画面に入れないという状況になってしまいました。Windows8.1では7までのコントロールパネルではなく、タイル形式の設定メニューからBluetoothの設定を行います。画面右に出てくるチャームから、「設定」「PC設定の変更」「PCとデバイス」に「Bluetooth」があるのですが、メニューをクリックしても何も起きず、しばらくすると、「設定」のアプリが再起動するような状態になってしまいました。
ドライバの再インストールを行ってみましたが、状況は変わらず、Intelのドライバに関しては削除もできない状態になりました。アンインストール時に、「Bluetooth OBEX Service」を無効にできない旨のエラーが出たので、「コントロールパネル」「コンピューターの管理」「サービスとアプリケーション」からBluetooth OBEX Serviceを探してみました。アンインストールの作業で無効にしようとしていながら、その作業で止まっていました。このサービスのスタートアップの種類を「無効」に切り替え、再起動をしました。これにより、Intelのドライバは削除できました。Qualcommのドライバは問題なく削除できたので、この状態で再起動しました。あらためてデバイスマネージャを確認すると、Microsoftの標準ドライバがインストールされた状態になりましたので、再度Qualcommのドライバをインストールしました。この時点で当初のトラブルは解決し、無事にBluetooth機器とペアリングできるようになりました。
BluetoothOBEX Serviceがどのような機能を提供するものかわかりませんが、Qualcommのドライバのみをインストールしたところ、Bluetooth OBEX Serviceはインストールされませんでした。
Windows8.1は8からアップグレードすると、ドライバ関連だけでもいくつかトラブルに見舞われます。アップグレード時の、システム関連のソフトウェアに互換性の問題はつきものですが、今まで使っていたものが使えなくなったりするので困りものです。振り返ると、Windowsで.1のバージョンアップは3.0から3.1以来だと思います。(98は4.1、XPは5.1でしたが、名称も変わりました。)3.1の時も3.0から大きく変わって、その分トラブルもあったなぁと思い返したりしました。.1はどれも長く使いました。8.1も長いお付き合いになれるといいなと思います。