そろそろWindows 8の足音も聞こえてきますが、Windows XPから7へ移行する場合のメモです。
特に、今回は、移行のアドバイスを求められた場合のメモです。今現在Windows XPを使っていて、7へ移行に、自分では完遂できない自覚のある人は、おそらくアドバイスが欲しいというよりも、頼むからやってくれというのが本音でしょう。
- 7に対応しないソフトがあることを伝えます。
Outlook Expressは存在しません。
古い特殊なソフトも動かないかもしれません。
オフィス系は新しくすることをお勧めします。(特にMS Office 2000以前)
なんらかのハードに付属のユーティリティも使えないことがあります。(デジカメに付属のソフトや外付けHDDに付属のソフトなど) - USBの外付けHDDを用意します。
- Outlook ExpressはWindows メールかThunderbirdなどに移行します。
後者の方法はこちらが参考になります。これらを外付けHDDにバックアップします。
メールのアカウントの設定も記録しますが、パスワードを忘れている人も多いので、パスみえなどで対応します - Internet Explorerのお気に入りもエクスポートします。
- MS-IMEまたはATOKのユーザー辞書をバックアップします。
- デスクトップのファイルはまとめて外付けHDDにバックアップします。ショートカット等も構わずバックアップします。このショートカットで、後からどんなソフトがインストールされていたかの手がかりになります。
- マイドキュメントも同じく外付けHDDにバックアップします。
- その他、Cドライブのルートディレクトリなどにぱらぱらと個人データが保存されていることがあるので、こちらもバックアップします。
- 新パソコンのデスクトップに「前のパソコンのデスクトップのファイル」などとフォルダをつくり、6を、同様にマイドキュメントに7をコピーします。整理は本人にしてもらいます。
- メールを3の続きで移行します。
- 必要なソフトをインストールします。
- フリーセルやスパイダソリティアの挙動が違うことも説明します。
移行が終わっても古いハードディスクは外付けのケースなどに入れて、しばらく保存しておくことをお勧めします。裏層はPCそのものを半年くらいどこかにしまっておくと良いと思います。