Acronis True Image Home 2009をの代替を探しているところからの続きです。
Windows7の新機能として、OS標準の機能にバックアップが追加されたことです。Windows Vistaにも同様の機能がありましたが、上位エディションのみの装備でした。Windows7では、ファイルバックアップ(フォルダまたはファイルを指定)、イメージバックアップなど、いままでは有料のソフトで実現していたことがほとんどできるようになりました。
自分なりの利点・欠点をまとめます。
利点
- Windows標準機能ということでの安定性(何かあってもバグフィクスなどが期待できる。)
- 同様に、情報量の多さ。(Acronis True Image Homeくらいの比較的有名なソフトでも、個別のエラーとなると、ネットで情報は入手しにくく、サポートに頼らざるを得ない。)
- 稼働時の負荷が少ない(感じがする)。 Acronis True Image Home 2009ではスケジュールが実行されると明らかにPCのパフォーマンスが低下していました。Windows7のバックアップ機能ではそこまでではないようです。
- 無料である。
欠点
- スケジュール機能はあるものの、細かい設定はできない。
- ネットワークドライブへのバックアップは上位エディションのみ。
まとめてみると、自分にとってあまり欠点はありません。その上、無料です。Windows7標準のバックアップを使わない手はありません。
システム関連のツールを販売している会社は、バージョンによってサポートを行う会社が異なったり、廃業したりと、ソフトそのものの出来はよくても購入後に困ってしまうことも多くありました。ほとんどのソフトが海外メーカー製という理由もあるかと思います。バックアップソフトは信頼性が第一で、できれば、継続したサポートをしていただきたいものです。その点からも、1つめの「Windows標準」はとても大きな利点と言えます。
いろいろ迷ったあげく、結論としては「結局それかい!」というものになってしまいました。
また、もう一つの結論は、バックアップソフトを買うお金があったら、容量の大きな外付けHDDを買って、Windows7標準のバックアップソフトを使うべきだ、ということです。
次回以降はファイルバックアップです。