「デジカメ」カテゴリーアーカイブ

オールドレンズをデジタル一眼で使う(Nikon Micro-Nikkor 55mm f3.5 + Nikon D7000)

Nikon Micro-Nikkor 55mm f3.5 をD7000に装着してみました。Nikon Fマウントは現行のカメラでもかなり古いレンズが使えます。AI対応であれば、問題なく使えます。

D7000_55mmRicoh GXR + GR Lens A12 28mm f2.5 続きを読む オールドレンズをデジタル一眼で使う(Nikon Micro-Nikkor 55mm f3.5 + Nikon D7000)

SIGMAがマウント交換サービスを開始

シグマが交換レンズのマウント交換サービスを行うと発表しました。全てのレンズができるわけではありませんが、対応レンズは増えてくるものとお思います。

アダプター方式ではなく、マウントを有償で交換するサービスです。一眼メーカーのビジネスモデルはボディとレンズを徐々にアップグレードまたは交換していって、気がついたときには「レンズ資産」という縛りでユーザーをガッチリキープというのがおきまりのパターンですが、これによって少し流れが変わるかもしれません。

シグマなどのサードパーティのレンズは、純正レンズに比べて安いというのがメリットの大部分だったのですが、最近では純正にはないレンズというのもウリになってきました。シグマアートラインなどには純正レンズとはひと味違った魅力的なレンズが用意されています。

これに加えてマウント交換サービスですから、資産という意味では手数料を払えば縛りがなくなるわけですから、高いレンズほど「迷ったらシグマにしとけ」という流れができてくるでしょう。中古レンズの価値も変わってくるかもしれません。

惜しむらくはフォーサーズが完全に無視されていることです。

オリンパス Zuiko Digital 14-54mm f2.8-3.5のレンズフード

フォーサーズ最初期の標準ズームレンズであるZD 14-54mm f2.8-3.5を愛用しています。明るいズームレンズで約4倍のズーム(35mm換算28-108mm)が非常に使いやすい設計です。逆光にも比較的強く意外と寄れるのも評価が高いです。オリンパスはその後12-60mm f2.8-4というズームレンズも発売しています(35mm換算24-120mm)。こちらも使うことがありますが、SWDによる高速AFという利点はあるものの、同じ焦点距離では14-54mmの方が明るく、重量も少しだけ軽いので使いやすい印象です。

現在オリンパスはフォーサーズにはあまり力を入れていないので、これらのズームレンズを積極的に購入するユーザーはあまりいないと思いますが、AFの遅ささえ解消できればマイクロフォーサーズでも力を発揮できるレンズだと思います。 続きを読む オリンパス Zuiko Digital 14-54mm f2.8-3.5のレンズフード

FlashAirではひとつずつしかファイルの保存ができないのでVBScriptでまとめて転送

前回も書きましたが、東芝のFlashAirはファイルの転送をまとめてすることができません。ただし、FlashAirそのものはSDカードの形をした無線LANのhttpサーバなので、受信側で工夫をすると、まとめてコピーをすることができます。今回は「自由区☆彡」さんのブログに掲載されているスクリプトを利用させていただきました。

スクリプトとしては、htmlの中から、ファイル名を取りだして、ダウンロードするというものです。ローカルに同名ファイルある場合は上書きはしません。

改良点(自分仕様)としては、以下の3点です。 続きを読む FlashAirではひとつずつしかファイルの保存ができないのでVBScriptでまとめて転送

FlashAirは画像をまとめて保存できない(Eye-Fiとの違い)

東芝から発売されている無線LAN機能付きのSDカード「FlashAir」を使ってみました。

似たような商品としてはEye-Fiがあります。FlashAirの方が後発です。しかし、コンセプトに多少の違いがあり、Eye-Fiは専用プログラムに任せて転送を行うタイプ、FlashAirは無線の親機として、端末(PC、タブレットなど)からアクセスするタイプです。

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Kodakからデジカメ復活?

Kodakがマイクロフォーサーズ機「Kodak S1」を発表 – デジカメinfo

フォーサーズはコダックのセンサーからスタートしました。そう考えればそれほど不思議なことではありませんが、どうやらカメラはオリンパス Pen風、センサーはソニー製という噂です。

富士フイルムのように時代に合わせた転進(転身?)ができなかったKodakは2012年に米国破産法の申請をしました。今回のカメラも、Kodakというブランド名を用いた台湾のメーカーによる設計、製造のようです。

コダックブルー復活かと思いましたが、どうやらそこまでの期待は持たない方が良さそうです。

CCD全盛の頃にはKodakも元気でしたが、徐々にCMOSに切り替わるとともに市場からフェードアウトしていきました。フィルム全盛の頃はKodakがこのようになるとは思ってもみませんでした。

前世紀のあの頃、コダックの黄色、富士の緑、サクラの青は写真好きのおじさんの机にたくさん散らばっていました。3色ともそれぞれは原色で鮮やかですが、いくつか集まって不思議と机の風景の一部になっていました。フィルムケースを小物入れによくもらっていましたが、黒くてフタが少しルーズなコダックのそれをよく覚えています。その後自分でカメラを持つようになってからも、フィルムをカメラにセットするときに、鮮やかな光沢の黄色いパトローネが黒いカメラの内部によく映えていたのを思い出します。

Olympus E-5の後継は小型化されるらしい

クリスマスなので、サンタクロースにE-7をお願いする妄想をと思いましたが、希望的観測を。

デジタルカメラマガジン 2013年1月号のインタビュー記事によるとOlympus E-5の後継はE-5とOM-D E-M5の中間のサイズになるらしいです。詳細は発表まで秘密ということですが、開発は行っているようです。 続きを読む Olympus E-5の後継は小型化されるらしい

Olympus E-5とEye-Fi Pro X2 (JpegのみダイレクトモードとSD→CF)

Eye-FiでiPadに画像を転送しながら使う機会がありました。JpegのみをiPadに転送して、iPadで確認、その後RAW+JpegをPCへカードリーダーで転送という流れです。使用しているカードはEye-Fi Pro X2 8GB、カメラはOlympus E-5で、Raw + Jpeg (Large Normal)です。ちなみにEye-FiはProという機種でRAWファイルの転送がサポートされています。ダイレクトモードでRAWファイルを転送するかしないかはiPad側で設定できます。

今回の使い方では8GBのEye-Fiカード目一杯になることはありませんでしたが、もしなったときにはCFとのダブルスロット仕様を生かしてCFにバックアップし、Eye-Fiを空ける考えました。

E-5はSD→CF、CF→SDのどちらの方向にもコピーができますが、コピー中は撮影ができなくなってしまいます。また、全コマ転送(コピー)後に新たに撮影、再度全コマ転送をすると、画像がダブることはありませんが、既にコピーした画像も再度転送されます。つまり、時間の短縮にはなりません。

バックアップ目的で全コマ転送をする場合は撮影が無い時間を見越してコピーして、転送元を空にするのが望ましいといえます。

ちなみに、Eye-Fi Pro X2 8Gを限界まで撮影して、CFに転送したところ、23分ほどかかりました。Eye-Fi Pro X2 8はClass 6相当、CFはSanDisk Extreme 4 8GBを使用しました。撮影間の休憩や移動中に十分時間の余裕を見て行う必要がありそうです。

E-5でSD、CF同時記録ができるようになっていれば、問題解決なんですけどね。

Eye-Fi Pro X2のダイレクトモードをiPadで試す

Eye-FiはSDカードに無線LAN機能を内蔵したものです。従来から指定したパソコンに撮影した画像を転送する機能はありますが、「X2」の特徴はダイレクトモードです。これはiPadなどのタブレット端末、スマホ端末に撮影した画像を転送する機能です。

詳細はITmedia Mobileのこちらの記事などを参考にしていただくとして、個人的な感想です。

ダイレクトモードはEye-Fiカードを無線の親機の様に機能させ、そちらにiPadなどを繋ぎます。アプリを起動した状態で接続するとまずまずのスピードで転送が始まります。気になる点は、iPadはEye-Fiカードと接続するため、WiFiからは切り離されます。そのため、転送を開始する際に、アクセスポイントをEye-Fiカードに変更する必要があります。転送後、再度Wi-Fiに接続したい場合は、Eye-Fiの電源(カメラの電源)を切るか、明示的に別のアクセスポイントに接続し直すという作業を行います。つまり、iPadなどをEye-Fi画像閲覧専用とするか、インターネットなどは3G経由で行うなどの工夫か妥協が必要です。

iPadとPCのEye-Fi Center(Eye-Fi専用アプリ)をペアリングすることで、iPadに転送された画像をPCに再度転送することもできますが、iPadをEye-Fiのネットワークから、Wi-Fiにつなぎ直さなければいけない点は同様です。

しかしながら、撮った画像をタブレットの大きな画像ですぐに見られるというのは便利です。屋外などで写真を撮って、自分以外の人に確認してもらうなどといったシチュエーションでは大活躍だと思います。