BDレコーダーを発売している主な国内メーカーはPanasonic、Sony、Sharp、三菱電機、東芝の5社です。録画機能やテレビとの連携はさておき、設置に関わる大きさのうち、最も目立たない「奥行き」は機種によって意外と差があります。現行機種で最小は199mm、最大は323mmで実に1.6倍程の差です。幅と厚さはお店で見たとおりです。特に幅に関しては430mm前後でほぼ一定です。その中で、Panasonicは多くの機種で199mmとなっており、こだわりが感じられます。
薄型テレビにより、テレビの占める奥行きはかなり小さくなりましたので、レコーダーも奥行きが短いに越したことはありません。テレビ台を使う場合でも、奥行は短い方が、ケーブルの取り回しがしやすく、設置に余裕が出ます。
2012年4月の現行機種で奥行きを調べてみました。突起部は含まないサイズですが、ほとんどの場合ケーブルが背面に取り付けられるので、このサイズ+10cm弱が占有される面積になると思います。
奥行き(mm) | |
Panasonic | 199(10機種) 239(2機種) |
Sony | 233(1機種) 283(5機種) 288(1機種) |
Sharp | 235(2機種) 236(8機種) 238(4機種) |
三菱電機 | 204(1機種) 282(3機種) |
東芝 | 323(2機種) 321(2機種) 263(1機種) 199(1機種) |
テレビの画面は必要な大きさが人それぞれ、部屋それぞれでしょうが、レコーダーの大きさはもう少し小さくても良さそうです。Panasonicには199mmのこだわりはこれからも持ち続けて頂きたいものです。テレビとの連携や、今までの使い方の慣れを考えると、メーカーの変更は簡単にできませんが、参考にどうぞ。