短期の海外旅行・出張でネットを使いたいときには、MiFiが便利です。長期の場合はSIMカードを購入して現地で契約することが望ましいですが、短期の場合はショップを探す時間ももったいないことがあります。また、複数の国にまたがる場合は、複数の携帯事業者と契約することになります。
現在では多くの都市部のホテルで無線LANが使用できますが、有料であったり、完備されていないこともあります。当然外出中には使えません。
今回、Global DataのMiFiをレンタルしましたので、使用感などを書きます。
レンタルしたのはヨーロッパ周遊タイプのMiFiプランです。
セット内容はMiFi本体(右上)、コンセント変換プラグ、充電アダプタ、オプションのエネループと充電アダプタ、その他、ソフトケースと各種説明書、USBケーブルです。
ネットで申し込んでおけば、このケースごと空港でレンタルして、帰りも空港で返却できます。
詳しい料金はGlobal Dataのサイトをご覧下さい。渡航先、オプションや保証料で変わりますが、1,000~2,000円/日です。携帯各社の海外パケットが2,000~3,000円/日なので毎日通信する場合はお得です。
USBタイプならさらに安くなりますが、MiFi最大の利点は同時接続が可能なことです(最大5台)。何人かで同時に使用することもできますし、PCとスマホの同時使用もできます。WiFi経由では使用できないDocomoのspメールなどは使えませんが、移動中の調べ物など使うことができます。海外で辞書や地図などを調べられます。MiFi本体をポケットや鞄に入れておけば、邪魔になりません。スイッチは電源のみしかない上に、WiFiの接続パスワードは本体にラベルされていますので、説明書などは読まなくても使用方法はすぐにわかります。
使用時間は本体内蔵バッテリーで約4時間、電源投入後10~20秒で使用機器とWiFi機器が繋がります。つながった状態でwww.mifi/en/を表示すると、MiFiのステータスが表示されます。ここには、電池の残量(電池マークで4段階程の目盛り表示、使用可能時間等は出ません)、電波強度、通信中の通信事業者、接続時間、送受信データ量、接続中の機器の台数などを見ることができます。
定額制ですが、「ご利用者が過大かつ過剰な通信(当日を含む直近3日間のパケット通信量が400MB以上)を行った場合、利用中断または利用制限を行うことがあります。」と注意書きが入っており、過大なダウンロードには適しません。
通信事業者はそれぞれの国の携帯電話の会社ですので、通信エリアはかなり広く感じました。都市部はもちろん、スイスのスキー場などでも通信可能でした。
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