Kodakからデジカメ復活?

Kodakがマイクロフォーサーズ機「Kodak S1」を発表 – デジカメinfo

フォーサーズはコダックのセンサーからスタートしました。そう考えればそれほど不思議なことではありませんが、どうやらカメラはオリンパス Pen風、センサーはソニー製という噂です。

富士フイルムのように時代に合わせた転進(転身?)ができなかったKodakは2012年に米国破産法の申請をしました。今回のカメラも、Kodakというブランド名を用いた台湾のメーカーによる設計、製造のようです。

コダックブルー復活かと思いましたが、どうやらそこまでの期待は持たない方が良さそうです。

CCD全盛の頃にはKodakも元気でしたが、徐々にCMOSに切り替わるとともに市場からフェードアウトしていきました。フィルム全盛の頃はKodakがこのようになるとは思ってもみませんでした。

前世紀のあの頃、コダックの黄色、富士の緑、サクラの青は写真好きのおじさんの机にたくさん散らばっていました。3色ともそれぞれは原色で鮮やかですが、いくつか集まって不思議と机の風景の一部になっていました。フィルムケースを小物入れによくもらっていましたが、黒くてフタが少しルーズなコダックのそれをよく覚えています。その後自分でカメラを持つようになってからも、フィルムをカメラにセットするときに、鮮やかな光沢の黄色いパトローネが黒いカメラの内部によく映えていたのを思い出します。