HUAWEI U8510のルート化

Androidスマートフォン、HUAWEI製U8510のルート化をしたのでメモです。インターネット上で先人たちの教えに従って行いました。ルート化は失敗すると起動しなくなる(再起不能いわゆる文鎮化する)こともありますので、くれぐれもご注意下さい。

  1. Android SDKをダウンロードします。
    インストーラはありません。展開するとadt-bundle-windows-x86_64などとフォルダが出てくるので、こちらをCドライブ直下に配置します。SDK-Manager.exeを実行して、「Google USB Driver」にチェックを入れて追加インストールをします。
  2. JDKをダウンロードし、インストール最新版をインストールします。上記ページのJava SE 7u10のJDKのDownloadからラインセンスに同意して、Windows x86 (jdk-7u10-windows-i586.exe)またはWindows x64 (jdk-7u10-windows-x64.exe)あたりをダウンロードして実行します。
  3. Pathを通します。
    Pathとは、MS-DOS時代からありますが、OSにコマンド(プログラム)のありかを設定するものです。通常はプログラムを実行するために、ディレクトリとコマンド名を指定しますので、コマンドがその場に無いとエラーになりますが、Pathを通してあると、そのディレクトリを探しに行きますので、ディレクトリの指定無しでコマンドを実行することができます。
    設定方法は「コントロールパネル」-「システムの詳細設定」-「詳細設定」-「環境変数」の下半分にある「Path」を編集します。既にいくつかディレクトリが設定してある場合は、;(セミコロン)で区切ります。今回はAndroid SDKのパスである「C:\adt-bundle-windows-x86_64\sdk\platform-tools;C:\adt-bundle-windows-x86_64\sdk\tools;」とJDKのパスである「C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_10\bin;」と設定しました。
  4. HUAWEI Android Phones USB Driverをダウンロードします。
    わずか7.8MBですが、サーバーの都合か、恐ろしく時間がかかりました。焦らずじっと待ちます。1でインストールしたGoogle USB Driverと機能的には重なりますが、HUAWEI製のものでないと認識しませんでした。インストールするとDriverToolsというおおざっぱな名称のプログラムがでてきますので、実行します。進捗が100%になるとウィンドウは消えます。
  5. USBデバッグを有効にします。
    通常、AndroidスマートフォンはPCとUSB接続をすると、USBマスストレージとして認識されます。しかし、PCから操作するので、USBデバッグモードで接続をする必要があります。U8510の「設定」-「アプリケーション」-「開発」-「USBデバッグ」のチェックボックスを有効にします。4.で挙げたドライバーが入っていれば、「Android Composite ADB Interface」として認識されます。
  6. Automatic Root Enablerをダウンロードし、実行します。
    ここまでうまくいっていれば、グレーの画面に以下のように表示されます。左上にカーソルが点滅するだけだったり、「server not running」とで手しまう場合は、4.と5.の手順を確認してください。
    Automatic Root Enabler HUAWEI U8510 実行中
  7. U8510が再起動します。以下の画面が現れたら完了です。Automatic Root Enabler HUAWEI U8510 ルート化完了

 

 

MySQLで重複レコードを削除する

データベースを適当に使っていると、レコードを重複して記録してしまうことがあります。キーとして設定していれば重複は防げますが、設計の時と使用後で使い方が替わってくることもあると思います。PhpMyAdminなどでSQLを実行すると、重複したレコードを除くことができます。

今回はAdressTableというテーブルから、Nameという項目で重複を削除します。いったん重複したレコードを除いたtemp_AdressTableというテーブルを作り、問題が無ければ元のテーブルと入れ替えます。

CREATE TABLE `temp_AdressTable` as SELECT * FROM `AdressTable` GROUP BY `Name`;

重複しているかどうかはNameだけで判断するので、その他の項目が一致するかどうかは見ません。たとえば、Ageという項目も含めて重複を比較する場合は、以下のようにします。

CREATE TABLE `temp_AdressTable` as SELECT * FROM `AdressTable` GROUP BY `Name`, `Age`;

Olympus E-5の後継は小型化されるらしい

クリスマスなので、サンタクロースにE-7をお願いする妄想をと思いましたが、希望的観測を。

デジタルカメラマガジン 2013年1月号のインタビュー記事によるとOlympus E-5の後継はE-5とOM-D E-M5の中間のサイズになるらしいです。詳細は発表まで秘密ということですが、開発は行っているようです。 続きを読む Olympus E-5の後継は小型化されるらしい

CrashPlan無料版で離れたところにバックアップ

CrashPlanはインターネットでつながったパソコン同士でバックアップを取り合うソフトです。以前にも紹介しましたが、CrashPlanが用意するクラウドにバックアップするときのみ有料になります。友達同士や自分の持つ別のパソコンにバックアップするときにはストレージを自前で用意する必要はありますが、無料で使うことができます。

今回、他県にPCを置くことができたので、そちらにバックアップ用のUSB外付けストレージを用意し、インターネットでバックアップを取ることにしました。バックアップは暗号化されているということなので、他人のバックアップ内容を見ることはできない仕組みになっています。

また、いざというときにはUSB外付けHDDを直接持ってきて復元することができますので、データサイズが大きすぎるときには、HDDごと持ってきてしまう方法もとれます。

自分で作ったデータは消えてしまうと取り返しが付かないので、物理的に遠くにバックアップがあると、少し安心します。

ところで、インターネットの速度に比べて、バックアップの速度が遅いパソコンがあったので、設定を確認してみました。CrashPlanをインストールした状態では通信速度制限が設定されています。設定メニューのネットワークタブの通信速度制限の項目のうち、WANのデフォルトは200kbpsや300kbpsになっているので、これを大きな数字もしくはNone(制限無し)にします。

スナップショットでもわかるとおり、タブが一部隠れていたり、以前にも書いたように左のメニューの表記が消えていることもあるので、よく探してください。

CrashPlan 通信速度制限

低価格SIM DTIのServersMan SIM 3G 100を使う

イオン、B-mobile、楽天など、各社から低価格SIMが出ています。ほとんどが128~150kbpsで月額1000円弱という料金です。その中でもDTIのServersMan SIM 3G 100は100kbpsで月額490円(初期費用3,150円)と、際だって安く(そのかわり速度は抑えて)設定されています。

実際のところはどうなのかというわけで、速度の計測をしてみました。DTIはDocomoのFOMAネットワークを使用していますので、サービス範囲はかなり広い方だと思います。クレジットカードが必要ですが、申し込み後数日でSIMカードが簡単な封筒に入って届きます。カード到着日からの課金で、開始月は日割りになるようです。

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ハードウェアの構成を詳細に表示 (Speccy)

デスクトップPCの部品を交換しながら使っていると、今現在のハードウェア構成を忘れてしまうことがあると思います。普段使わないPCや家族のPCなどは余った部品で組んだりしているので、余計にわかりません。ケースを開けてみれば良いのですが、部品の確認をするためだけにするのは面倒なこともあります。 続きを読む ハードウェアの構成を詳細に表示 (Speccy)

Logicool ゲーミングソフトウェアの更新 (G300マウスドライバ)

12/5にLogicoolのゲーミングソフトウェアが更新されました。これは、同社のキーボードやマウスなど、ゲーム向けのドライバで、主な変更点は新しいゲームのプロファイルの追加ですが、バグフィックスも行われていることがあります。

現在、ゲームはあまりしませんが、メインのPCでG300マウスを使用しているので早速インストールしました。設定も引き継がれるので特に問題はなさそうです。Logicool Gaming Mouse G300はコストパフォーマンスも高く、使いやすいマウスです。ボタンの多さと設定の多様さはゲーミングマウスならではです。一方で有線式であること、ゲーミングマウスとしては普通ですが、一般的なマウスよりサイズが大きいこと、大きさの割に軽い作りであること、左右対称のデザインであることなどで好みが分かれるかもしれません。発売当初は3,400円ほどしていましたが、値段も手頃になってきました。

なお、ブラウザで表示されるOSの自動認識は正確ではないようです。ご注意を。

Windows XPで2TB以上のHDDを利用する(MimicXLS)

Windows XP 32bit では最近出回っている3TB等のハードディスクを正常に認識することができません。HDDメーカー、マザーボードメーカー、周辺機器メーカーがソフトウェアを公開しているので、サポート対象の機器を買うのが最も手っ取り早い解決方法だと思われますが、既にHDDを所有している場合もあると思います。

シェアウェアのMimicXLSは論理セクタサイズを大きなサイズにエミュレートするソフトウェアです。これを使って、2TB以上のHDDをWindows XP 32bit でも読み書きできるようします。今回試したところ、Windows 7 でデータドライブとして使っていた、Western Digital WD30 EZRX(3TB)をUSB外付けで認識させる事ができました。

シェアウェア(500円)ですが試用期間もあるので、動作を確認してから使う事ができます。インストールするとPC上のHDDが一覧表で表示されます。エミュレートしたいHDDのチェックボックスにチェックを入れると再起動を促されます。再起動が完了すると、読み書きができるようになっていると思います。

キャプチャーの画像では、1番左にビックリマークがついていますが、今回は論理セクタサイズの設定値がMFTレコードサイズよりも大きいという表示です。解消するためにはエミュレートした状態でフォーマットが必要です。既にWindows 7 で使用しているHDDを繋いだためだと考えられます。今のところ読み書きに支障は無いようですが、ディスクをチェックするようなツールは使えなくなるので、フォーマットが可能であれば行った方がよさそうです。

Google Appsの無料版が廃止へ

Googleは、独自ドメインでGmailなどのサービスが使えるGoogle Appsにおいて、無料版の提供を廃止するということです。(アスキーのニュース記事

Gmailに限って言うと、数年前までは無料で200個くらいまでのアカウントで使えたはずですが、いつの間にか100に減り、50個に減り、いつの間にか10個になっていました。そしてついに無料版の新規登録は中止となってしまいました。現在使用中のものについては継続利用可能です。

1つのアカウントで最大約10GBの容量を用意するためには相当のリソースを割く必要があることから、いままでが太っ腹なだけとも言えますが、便利に使えていただけに残念です。競合するサービスも見当たらないのでしばらくは様子を見るしか無いところですが、いずれは完全に廃止になることも考慮しておいた方が良さそうです。

Googleは独自のサービスが多く、代替となるサービスを探すことができないものもありますが、利益につながりにくいために競合他社が手を付けないというものもあるます。こういったサービスはある日突然廃止になったり有料化したりすることも考えられます。無料なので仕方の無いことですが、「前と同じようにやろうと思ったらできなくなっていた」ということが今後も出てきそうです。

Dynabook SS RX1の分解と無線LANモジュール追加

中古で購入したDynabook SS RX1 (SA106E/2W)は無線LANがありませんでした。ここ最近中古で出回っているこのモデルはおそらく企業からの放出だと思われます。セキュリティ上LANは有線のみという企業はまだまだ多いと思うので、これからも中古モデルには無線LANのないモデルを見ることがあると思います。値段もその分安いのですが、趣味で使うには少々不便です。

Dynabook SS RX1 (SA106E/2W)の無線LANのモジュールにはmini PCI-Expressのフルサイズが使えます。今回はオークションで東芝のノートPCから取り外したとされるAR5BXB6を使いました。380円+送料です。アンテナも必要ですので、短いサイズのアンテナを使いました(miniPCI-E無線LAN 超ミニアンテナ2本組 8cm (Tyco製))。

今回取り付けた無線LANモジュール(AR5BXB6)です。

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