自炊用スキャナのベストセラーであるPFUのScanSnap S1500の後継機種「ScanSnap iX500」の発表がありました。
A4両面対応の5万円クラスということで、ほとんどの部分をS1500から受け継いでいます。気になった変更点は以下の通りです。
- 原稿分離をパッドユニットからブレーキローラーに変更
性能と耐久性の向上が期待できます。対応する紙の種類(厚さ)も拡大されると言うことです。 - イメージセンサーをCCDからCISに変更
フラットベッドスキャナでは凹凸のある原稿ではCCDが有利でした。画用紙のような原稿をスキャンする機会はほとんど無いと思いますが、色味などは多少変わる可能性があります。
処理速度の向上もされていますので、S1500で本1冊スキャンした後忘れた頃に保存ダイアログが出るという現象も少しは解消されるはずです。
無線LANでスマートフォンやタブレットに転送する機能もあるようですが、解像度や読み取り後の処理に制限があるようなので今までPCで行っていた作業を置き換えるものではなさそうです。
4年ぶりのモデルチェンジです。これを機に自炊デビューも良いと思います。