PC起動後、1,2分ほどでブルースクリーンが発生し、再起動に陥るという事態が発生しました。再起動後も同様の現象を繰り返します。ブルースクリーンで表示されるメッセージによると、原因はSRTSPL64.SYSだと主張していましたので調べてみました。
SRTSPL64.SYSはSymantecのセキュリティに関わるファイルで、当該PCは、Windows 7 64bitで、Symantec Endpoint Protection(11.0)がインストールされています。PC起動後、HDDのアクセスが続き、Endpoint Protectionの保護が有効になるまでの時間は通常通り?動作します。Endpoint Protectionはタスクトレイに黄色い盾のようなアイコンを表示しますが、保護されていない状況ではそのアイコンの右下に赤いマークがつきます。そのマークが消える頃になるとブルースクリーンがでますので、やはり、Endpoint Protectionの実行時に問題が出ているようです。
対処方法は上記ページに従って以下のようにしました。
- セーフモードで起動(起動時にF8)
- スタートボタンの「プログラムとファイルを検索」の欄にmsconfigと入力し実行
- 上部の「スタート」タブから、Symantec Security Technologies のチェックボックスをオフ
(この時点で一度再起動を試みるも当初と状況変化無し) - 再びセーフモードで起動
- msconfigの「サービス」タブから、Symantecとついているものが4つあったので全てオフ
- 再起動後にEndpoint Protectionが立ち上がっていないことを確認
- Endpoint Protection をアンインストール
これでブルースクリーンは解消しました。参考にしたページでは、msconfigのスタートタブの設定を変更したことで解消していますが、今回はサービスの停止も行う必要がありました。また、セーフモードでEndpoint Protection のアンインストールはできないようになっています。
再起動後に確認したところ、当該PCには別のセキュリティソフトも入っていました。今回のエラーもEndpoint Protectionの不備ではなく、こちらとの兼ね合いも考えられますが検証はしていません。