Windows 8のエディションの構成が決まったようです

Windows7の後継OSはWindows 8と名称が決定したようです。

また発売されるエディションの内訳は以下の通りです。

  • Windows 8
  • Windows 8 Pro
  • Windows 8 Enterprise
  • Windows RT

このうち、x86、いわゆるPCで使われるのは上2つ、Enterprise は企業顧客向けです。

Windows RTはARM系のプロセッサで動作しますが、Windows 「8」とはならないようです。

上2つはProが上位になり、無印にはHomeなどの名前は付かないようです。あくまで標準的なWindows 8は、何も付かない無印バージョンですよというメッセージとも考えられます。エディションが少なくなったことで価格は実際のところどうなるのでしょうか。

それにしても、何か調べるときに、以前は検索でVistaやxpと入れればよかったところが、Windows 7からは数字としての7ともとれるので、目的とは違うページも検索に引っかかるようになってしまいました。8でも同じ苦労がありそうです。また、このさき、9や10は良いとして、その後の名前が気になります。

グローバルデータが海外モバイルデータ通信レンタルサービス一部値下げ

以前、ヨーロッパでお世話になったグローバルデータが新料金を発表しました。

国ごとのプランのうち、インド 韓国 タイ 台湾 中国 フィリピン 香港 マレーシアをルータータイプ(mifi)で680円/日に、アメリカ アラスカ イギリス イタリア インドネシア オーストラリア オランダ カナダ カンボジア グアム サイパン シンガポール ドイツ ニュージーランド ハワイ フランス ベトナム マカオを同じくルータタイプで980円/日になりました。

特に、インド 韓国 タイ 台湾 中国 フィリピン 香港 マレーシアはずいぶんと安くなりました。

ただ、ヨーロッパはまだ1,580円/日で、680円/日と比べると、かなり差があります。詳細はこちらでご確認ください。

ここで挙げた料金はいずれもルータタイプです。USBタイプの場合は数百円ずつ安くなりますが、個人的にはルータタイプがお勧めです。USBタイプはノートパソコンに接続して使うことを想定していますが、ある程度まとまった時間でないと、ノートパソコンは開けませんし、都市部のホテルの多くがインターネット対応になっていて、事前にホームページ等で確認できますので、そちらでの対応も可能です。

それに比べてルータタイプであれば、移動中にスマートフォンで利用することもでき、さらに、必要であればノートパソコンでも使えます。汎用性や利便性を考えると、数百円の差であればルータタイプを選択したいところです。

値下げの発表があると、同業他社の動向も気になります。

ソースネクストがBackblazeを利用した容量無制限オンラインバックアップを販売開始

ソースネクストがBackblazeを利用した容量無制限オンラインバックアップを販売開始しました。詳細はこちらでです。Crashplan同様、指定したフォルダをオンラインで容量無制限にバックアップします。

注目の値段ですが、3,990円/年で、複数年の割引はありません。Backblazeと直接契約の場合は、$50/年もしくは$95/2年です。3990/50=79.8なので、現在の1$80円ほどならソースネクストから契約した方が少々お得です。カードで契約すると、多くの場合、1.68%の為替の手数料が発生するので、そのあたりも考慮が必要です。

Backblaze本家の日本語は少々難がありましたので、こちらも解消されるとより使いやすくなります。

スマホのアドレス帳が流出すると、相互のつながりもわかっちゃう?

スマートフォン(Android)のアプリから数百万人分の個人情報が流出したという報道がありました。

流出したデータは本体の電話番号やメールアドレス、端末ID、電話帳内の個人名や電話番号、メールアドレスらしいです。これを相互に組み合わせると、個人々々の繋がりがわかります。mixiやFacebookはすでにそういう情報を持っていると思いますが、流出したデータにアドレス帳が含まれていると個人から個人への距離(友達の友達など)もわかるデータができてしまいます。

ある人がどんな名前で他人のアドレス帳に登録されているかを調べたら面白そうです。

ただ、事態は深刻で、自分は気をつけていても、誰かのアドレス帳が流出するだけで、何らかの被害を受ける可能性がります。

スマートフォンのアプリの多くは通信機能が前提ですので、多少おかしな挙動をしていても、ユーザーは気がつきません。さらに、一般的なPCよりも個人的な情報が多く記録されています。共同使用のPCは数多くありますが、携帯やスマートフォンはほとんどが個人使用です。データと個人の結びつきがかなり強いので、データもただのメールアドレス一覧よりも、見方によってはかなり価値があるかもしれません。

一度流出したデータは消すことは不可能ですので、ユーザーはもちろん、メーカーも何らかの対策をとってもらいたいです。

2.5 inch HDD 1TBに新機種登場

3月に日立グローバルストレージテクノロジーズから2.5 inch 1TB SATA 9.5mm厚のHDDが発売されました。0S03509という機種です。現在のところ、Kakaku.comの情報で11,000円ほどです。取り扱い店舗も増えてきています。

1TB&9.5mm厚の先発であるSamsung HN-M101MBBとWESTERN DIGITAL WD10JPVTに比べると少々割高ですが、この2機種の値段も下がってきていますし、選択肢が増えるのはうれしいことです。

さらにリムーバブルストレージとして便利な1.5TBや2TBの発売を期待します。

iOSアプリに多い「フリーミアム」

基本的な機能は無料ですが、追加機能や拡張機能を有料で提供するソフトをフリーミアムというそうです。

PC用のソフトの中でもオンラインで使用するものではかなり増えてきました。特にApple Storeでは「無料」と銘打つソフトは検索条件で絞り込めることから、このフリーミアムが多く存在します。

中には基本的な機能どころか、最低限のデータですら有料というものもあるので、結局有料ソフトと変わりません。無料だと思って詳細を確認すると、ガッカリということもあります。それでも、トータルの料金が妥当なら良いのですが、ちょっとびっくりするような値段のものもあります。

Apple Storeにアプリを登録しようと思うと、たとえ無料のアプリでも制作者ごとにAppleに登録料が必要なので、何らかの資金を回収するモデルがないと、ソフトを作れば作るほど赤字になります。

iOSでは昔のように「自分が欲しい機能をみんなに使ってもらおう」ということがしにくい環境になってしまいました。

いやならAndroidに行けば良いし、ソフトの安全性などは担保されることになっているので、メリットもたくさんあります。

ASRock A75 Pro4-MのD-sub(アナログRGB)でBIOSの設定はできない

タイトルの通り、Socket FM1 ASRock A75 Pro4-M(AMD A75 Hudson D3 チップセット)で組み立てたのち、D-sub(アナログRGB)でモニタを繋いで起動を確認しようかと思ったらなにも映りません。DVIで繋いだところ、こちらは何事もなく表示しました。ほとんどのPCでWindows起動まで、BIOSなどの表示はアナログ、デジタルとも表示されると思っていました。

BIOSで関連しそうな項目をいろいろ変えてみましたが、マニュアルにはD-subとDVIと残りのHDMIのうち2つまで同時使用可能となっていましたが、なぜかD-subで接続・表示することはできませんでした。

ちなみにその他の情報はこんな感じです。

  • AMD A8-3820
  • 8GB memory
  • Windows 7 64 bit
  • ASRock A75 Pro4-M BIOS 1.80
  • Catalyst 12.3

ASRock A75 Pro4-M

Excelで1行おきに色を付ける

横に長い表を見やすくするために、1行おきにセルの背景を設定することがあります。手作業で色を付けても良いのですが、行の追加や削除をした場合に面倒なので、条件付き書式を設定をしておくと行数が変化しても問題ありません。

設定したい範囲を選択して、条件付き書式の新しいルールを設定します。数式を使用して、ルールを以下のように設定します。

=MOD(ROW(),2)=0

この場合、行番号を2で割って0になる偶数行を書式設定によって色をつけます。奇数行に色を付けたい場合は以下のようにします。

=MOD(ROW(),2)=1

これで、きれいに1行おきに色を付けることができました。範囲内で行の追加や削除も大丈夫です。

メモリに付いている背の高いヒートシンクはドライブに干渉します

最近のデスクトップPC用メモリにはかなりの割合で金属製ヒートシンクが付いています。パーツショップなどでは後から付けるために別売りしていることもあります。

ただ、PCケースによってはドライブなどが干渉することがありますので確認が必要です。特に背面コネクタ類を左にマザーボードをみた場合に、メモリスロットが右にあるマザーボードの場合は要注意です。

マザーボードの右上がドライブ類が重なる位置にくることが多いので、背の高いメモリだと、作業はおろか、物理的に干渉してしまいます。こんなことを書くのは、Micro-ATXで1台組んでいたところ、見事にドライブベイと干渉し、HDDを泣く泣く別の位置に変更したからです。

ちなみにメモリはCorsair のDDR3メモリ、Vengeanceシリーズです。メモリの性能は十分ですし、満足していますが、確認を怠ったために、ちょっと作業が増えてしまいました。

防塵防滴バリアングル

Olympus OM-D E-M5とCanon 5D Mark IIIを触ってみました。どちらも良さそうでした。もちろんコンセプト、価格帯が違うので、優劣を付けられるものではありませんが、どちらも上下左右に開く液晶を付けて欲しかったです。

Olympus E-620でバリアングル液晶を初めて使いましたが、非常に便利です。E-620は一眼レフですから、90%以上はファインダーで撮影しますが、人混みの頭越しに撮ってみたり、集合写真のセルフタイマーで被写体側に向けてみたり、水面すれすれに手を伸ばしてみたりと撮影範囲が広がることは間違いありません。地面すれすれは寝転べば可能ですが、水面すれすれは難しいケースが多いです。Olympus E-5なら川面のしぶきを浴びながらすれすれで撮影することができます。

どちらのメーカーもバリアングル液晶の実績はあるので、理由があって不採用となったと思われます。想像するに、E-M5は大きさ(重さ)の制限、5D Mark IIIはファインダー撮影が大前提というところだと思いますが、背面の液晶をプレビューとメニューに使うのはもったいないです。E-M5は上下方向には動かすことができますが、もっと動く範囲を広げて欲しかったと思います。

防塵防滴にバリアングルという組み合わせの良さに気がついているユーザーは、案外多い気がするのですが。