Olympus E-5はCFとSDのダブルスロット仕様です。現在のフラッシュメモリの傾向として容量あたりの単価はSDが有利、速度はCFが有利です。
以前よりも安定していますが、フラッシュメモリが突然消えてしまう可能性未だにありますし、紛失なども絶対無いとは言い切れません。用心として、大容量SDを持って行くことでカメラ単体でバックアップを取ることができます。
今回は、バックアップ(全画像コピー)にかかる時間を計測しました。通常メモリ容量目一杯まで使うことは少ないので、JPEG+RAW同時記録で約5GBのデータ量をCFからSDに転送しました。
使用機材
- カメラ Olympus E-5
- CF SanDisk Extreame IV 8.0GB 45MB/s
- SD SanDIsk Extreame Class 10 8GB 30MB/s
SanDiskのカードはどちらも国内純正品です。
結果は約21分でした。5GBを21分なので、単純計算で約4MB/sとなりました。低い方のSDの転送スピードから比べてもかなり低い数値でした。オーバーヘッドが生じるのは仕方ないことですが、その間はカメラは撮影には使えませんので、じっくり時間がある場面で行う必要がありそうです。また、バッテリーの残量にも注意が必要です。